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J-GLOBAL ID:202202214206539808   整理番号:22A0656631

美鈴湖における小型発信器を用いたオオクチバス越冬場所の探査

Search for overwintering sites of largemouth bass using small transmitters in Lake Misuzu
著者 (3件):
資料名:
号: 21  ページ: 1-6  発行年: 2022年03月 
JST資料番号: L0928A  ISSN: 0289-3045  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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長野県松本市三才山にある美鈴湖は,標高1,000m,周囲2km,最大水深約13mの灌漑用ため池である(図1)。私有水面であるため漁業権は設定されておらず,民間企業であるウテナ荘が釣り場を運営し,ヘラブナやワカサギが放流されている。一方でオオクチバス及びブルーギルも生息していることから,従業員や釣り人の有志が駆除を行うことでワカサギ釣り場を維持している。産卵期である春には小型三枚網でオオクチバス親魚を,夏から秋には釣りやエビ篭でオオクチバス,ブルーギルを駆除している。一方で冬には駆除が行われていないことから,冬にも駆除を行えば,さらなる外来魚の減少が期待できる。オオクチバスは水温の低下とともに群れを成して越冬することが知られており,越冬場所を探すことで効率的に捕獲できる可能性がある。そこで,小型発信器を用いてオオクチバスの越冬場所の探査を行い,装着魚が確認された場で刺網による捕獲を行ったので報告する。なお,2019年に行った調査については,その概要を報告したが,2020年も同様の調査を行ったので合わせて詳細を報告する。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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魚類  ,  個生態学 
引用文献 (8件):
  • 上島 剛,星河廣樹,松澤 峻,山本 聡,沢本良宏.アンケート調査からみた美鈴湖におけるワカサギ釣りの実態と経済波及効果.日水試 2018;84:711-719.
  • 環境省自然環境局野生生物課.ブラックバス・ブルーギルの生物学的特徴.「ブラックバス・ブルーギルが在来生物群集及び生態系に与える影響と対策」財団法人自然環境研究センター,東京.2004;4.
  • 川之辺素一,山本 聡,下山 諒,伏見雄貴.美鈴湖における発信器を用いたオオクチバス越冬場所の探査.令和元年度長野県水産試験場事業報告,2021;40.
  • 水産庁,国立研究開発法人水産研究・教育機構,全国内水面漁業協同組合連合会.だれでもできる外来魚駆除 2.2018;25.
  • Roy C Heidinger.Life history and biology of the largemouth bass.Black bass biology and management. Sport Fishing Institute Washington,D.C.,1975;14
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