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J-GLOBAL ID:202202214209253807   整理番号:22A0919010

パキスタン北部のカラコルムにおける後期成長季までの樹木成長に対する冬季降水量の寄与【JST・京大機械翻訳】

Contribution of winter precipitation to tree growth persists until the late growing season in the Karakoram of northern Pakistan
著者 (14件):
資料名:
巻: 607  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: C0584A  ISSN: 0022-1694  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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樹木成長に及ぼす季節的源水の影響を同定することは,森林動力学に及ぼす気候変動の影響を理解するために不可欠である。しかし,利用可能な長期モニタリング研究の欠如のため,冬の降水に由来する長い水分が,次の成長季節における樹木の成長にどのように影響するかについてはほとんど知られていない。ここでは,パキスタン北部におけるカラコラム(1955-2013)の樹木リング後期木材酸素同位体(δ18O_LW)年代学を開発した。著者らは,冬の気候シグナルがδ18O_LWに組み込まれるか,そして,土壌水分を通しての長い冬の降水が成長季節の間,樹木成長に寄与するかどうかを調査した。δ18O_LWと冬から春(January-5月)温度(r=0.43,p<0.05)および夏(7月~8月)降水(Local:r=-0.38,p<0.05;水分源地域:r=-0.44,p<0.05)の間に有意な相関が見られた。交差スペクトルおよび共通性分析によって示すように,δ18O_LWにおける気候信号は周波数依存性である。δ18O_LW変動に貯蔵された冬の温度信号は,7年以上(59%の分散を説明する)の低周波数で卓越し,一方,夏の降水シグナルは7年より短い頻度(47%の分散を説明する)で変動を支配した。再解析データを用いた更なる分析は,根深度(10~40cm)における成長季節土壌水分が夏降雨より冬の降水に強く関連することを示した。地上雪として形成された冬の降水は,成長季節の間,融雪を通して根域土壌水分と樹木成長を提供する。本研究は,冬の降水が後期成長季節までカラコラム樹木成長に寄与する主要な水源であることを強調した。カラコラム地域の気候変動下の冬降水の減少の可能性を考えると,地域森林は成長季節中の水供給の減少によって潜在的に脅かされている。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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水文学一般  ,  土壌物理 
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