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J-GLOBAL ID:202202214413063831   整理番号:22A0470155

西日本の浅い汽水湖における晩夏のニホンウナギの日周活動と空間利用パターンに及ぼす環境の影響

Environmental influences on late-summer individual Japanese eel diel activity and space utilization patterns in a shallow western Japan brackish lake
著者 (7件):
資料名:
巻: 88  号:ページ: 29-43  発行年: 2022年01月 
JST資料番号: L2029A  ISSN: 0919-9268  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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西日本の浅い汽水湖において,音響テレメトリー測位システムを用いて,ニホンウナギ5個体の晩夏の日周活動パターンと空間利用を調査した。ウナギは強い夜行性,薄明性を示し,日没から夜明けまでの間に98.1%の位置が検出され,夜間に比べて夕暮れと夜明け,他の月齢に比べて満月での活動が活発であった。日中の活動の多くは暗い時間帯に行われ,2個体は朝まで活動を延長したことから,曇り空が光の強度を減らし,夜行性の活動を日中まで延長させたことを示唆している。個々のウナギは異なる行動圏パターンを示したが,日中は湖岸で休息し,夕暮れから夜にかけて沖合に広がり,夜明けに湖岸に戻るという空間利用を示した。行動圏と中心的な活動域は湖岸線に沿っており,ウナギは小さい活動範囲と強いsite fidelityを示す傾向があった。本研究は,日本海側の自然分布域の北限にある小さな汽水湖に生息するウナギの個体行動に関する貴重な生態学的知見を提供し,本種の管理や保全に貢献するものである。Copyright Japanese Society of Fisheries Science 2021 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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魚類  ,  個生態学 

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