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J-GLOBAL ID：202202214855989167   整理番号：22A2080633

平成23年7月新潟・福島豪雨における刈谷田川遊水地の効果と課題

著者 (1件)： 冨樫祐一郎 (新潟県 土木部)
資料名： 国土交通省国土技術研究会(Web)  (国土交通省国土技術研究会概要論文集(Web))
巻： 2012  ページ： ROMBUNNO.ANZEN.ANSHIN,15:40 (WEB ONLY)  発行年： 2012年 
JST資料番号： S0834C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・平成16年7月豪雨による大水害後に整備された信濃川水系刈谷田川の遊水地について,同規模の平成23年豪雨時の氾濫抑止効果を検証し課題を抽出。
・遊水地造成においては,農業利用継続と遊水地機能を両立できる地役権方式を採用。
・平成16年豪雨と同規模の平成23年7月豪雨では,刈谷田川の水位が低下するまで遊水地が能力を発揮し下流域の氾濫を防止。
・その際,上流からの土砂や流木を多量に含んだ洪水が遊水地に流入し,遊水地の洪水調節容量を上回る土砂が堆積したことが判明。
・翌年の作付けに間に合うように堆積土砂を除去。
・遊水地の効果を確認できた一方で,農地への影響が明らかとなり,地権者や耕作者が安心して営農できる維持管理手法の検討が必要。

シソーラス用語： *遊水池 ,  *河川改修 ,  *災害対策 ,  水害 ,  洪水 ,  河川流域 ,  山地河川 ,  治水 ,  集中豪雨 ,  流送土砂 ,  土砂流送 ,  農地 ,  損害 ,  農業 ,  新潟県
準シソーラス用語： *洪水対策 ,  信濃川水系 ,  農業被害 ,  氾濫

分類 (1件)： 河川工事  (RC12030X)

引用文献 (2件)：

• 一級河川信濃川水系刈谷田川災害復旧助成事業改良復旧事業計画書(平成17年1月 新潟県)
• 平成23年7月新潟・福島豪雨対策検討委員会資料 (平成24年2月 新潟県)

タイトルに関連する用語 (4件)： 新潟 ,  福島 ,  豪雨 ,  遊水地