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J-GLOBAL ID：202202214931858752   整理番号：22A1148754

太陽光発電のFRT出力回復遅れ時間が過渡安定度に与える影響に関する一考察

A Study of Transient Stability by FRT’s Output Delay Time of Photovoltaic Generation

著者 (1件)： 入口毅 (北陸電力)
資料名： 電気学会全国大会講演論文集(CD-ROM)  (Annual Meeting Record, I.E.E. Japan (CD-ROM))
巻： 2022  ページ： ROMBUNNO.6-070  発行年： 2022年03月01日 
JST資料番号： S0653B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・太陽光発電(PV)のFRT機能を有効に活用するため,負荷から離れた地点に連系するPVに搭載されたFRT機能の出力回復を遅らせた場合の過渡安定度に与える影響を考察。
・今回解析した送電系統では,PV1台連系時における過渡安定度の改善効果が最大となる出力回復遅れ時間は中間母線に連系するPVで0.1秒,系統母線に連系するPVで0.8秒。
・またPV3台連系時(負荷母線に連系するPVは出力回復遅れ無し)は,中間母線と系統母線に連系するPVで0.8秒という結果。
・FRT機能の最適な出力回復遅れ時間は系統条件によって異なると予想されることから,他の系統条件についても検討が必要。

シソーラス用語： *太陽光発電 ,  *機能 ,  *時間 ,  *回復 ,  出力 ,  *過渡安定度 ,  送電系統 ,  母線
準シソーラス用語： *FRT【電力】 ,  *遅れ時間 ,  電力系統過渡安定度

分類 (2件)： 電力系統一般  (NB02000E) ,  太陽光発電  (NB03090G)

引用文献 (2件)：

• 入口,定塚「太陽光発電の連系地点と誘導機負荷が過渡安定度に与える影響」, 電気学会電力技術/電力系統技術合同研究会, PE-19-073,PSE-19-085 (2019)
• 上田,駒見:「分散型電源大量導入時における動的負荷を考慮した過渡安定度」,電学論 B,126巻10号,pp.969-976,(2006)

タイトルに関連する用語 (5件)： 太陽光発電 ,  FRT ,  回復 ,  遅れ時間 ,  過渡安定度