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J-GLOBAL ID:202202214949004408   整理番号:22A0907331

UPLC-MS/MS分析を用いたウサギ眼組織中のルリコナゾールの定量分析のための高感度迅速生物分析法【JST・京大機械翻訳】

A sensitive and rapid bioanalytical method for the quantitative determination of luliconazole in rabbit eye tissues using UPLC-MS/MS assay
著者 (9件):
資料名:
巻: 1194  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ルリコナゾール(LCZ)は,AspergillusおよびFusariumの広域スペクトルおよび高感受性を有する新規抗真菌性イミダゾールであり,真菌性角膜炎の優占種であり,眼真菌感染の新しい医療選択肢である可能性がある。眼科デリバリーシステムの開発に対する局所適用後の眼組織におけるLCZ分布を評価するために,異なる眼組織および眼房水(AH)における薬物濃度を測定する生物分析方法が重要である。内部標準物質(IS)としてラノコナゾールを用いて,結膜,角膜,AH,虹彩,レンズ,硝子体液(VH),網膜脈絡膜および強膜を含むウサギ眼組織におけるLCZの定量のための選択的で高感度の超高速液体クロマトグラフィー(UPLC-MS/MS)法を開発した。クロマトグラフィー分離を,ギ酸溶液(0.2%,v/v):アセトニトリル(50:50,v/v)の移動相を用いて,Xterra MS,C18カラム(2.1×50mm,3.5μm)で,0.2ml/分の流速で達成し,実行時間は2.5分であった。検出は,LCZに対して354.1→150.3m/z,及びISに対して320.1→150.3m/z,多重反応モニタリング(MRM)モードでの正イオンエレクトロスプレイイオン化により実施した。方法の検証は,生物分析法の検証のための米国食品医薬品局の規制ガイドラインに従って行った。検量線は,結膜,角膜および強膜に対して2.80ng/mlから2038ng/mlまでの濃度範囲で,AHに対して2.09ng/mlから1019ng/mlまで,網膜脈絡膜に対して2.09ng/mlから509.5ng/mlまで,そして,レンズに対して2.09ng/mlから509.5ng/mlまで,2.09ng/mlから203.8ng/mlまで,すべての二乗相関係数(r2)は0.99以上であった。本法の正確度は,定量下限で89.34%~112.78%の許容範囲内であり,他の濃度,日間および日内精度値は,すべての組織で15%以内であった。ウサギ眼組織におけるLCZの平均回収率は84.85%~100.52%であった。マトリックス成分による干渉は見られなかった。ルリコナゾールは,自動サンプラー安定性,ベンチトップ安定性,凍結/融解安定性および長期安定性を含む安定性研究中に安定であった。本法は,LCZ点眼薬デリバリーシステムの局所投与後のウサギのLCZの眼薬物動態と組織分布研究に成功裏に適用された。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物薬剤学(基礎)  ,  有機化合物の各種分析 

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