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J-GLOBAL ID：202202215256863032   整理番号：22A1156290

ラットにおけるペニシリン誘発焦点発作に対するプロバイオティクス補給の有益な効果【JST・京大機械翻訳】

The Beneficial Effect of Probiotics Supplementation on Penicillin-Induced Focal Seizure in Rats

著者 (3件)： Kizilaslan Nildem (Department of Nutrition and Dietetics, Faculty of Health Sciences, University of Tokat Gaziosmanpasa, Tokat, Turkey) ,  Sumbul Orhan (Department of Neurology, Faculty of Medicine, University of Tokat Gaziosmanpasa, Tokat, Turkey) ,  Aygun Hatice (Department of Physiology, Faculty of Medicine, University of Tokat Gaziosmanpasa, Tokat, Turkey)
資料名： Neurochemical Research  (Neurochemical Research)
巻： 47  号： 5  ページ： 1395-1404  発行年： 2022年 
JST資料番号： T0942A  ISSN： 0364-3190  CODEN： NEREDZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 焦点てんかんは,世界中で何百万人の人々に影響を及ぼす慢性神経脳障害である。腸微生物叢の変化はてんかん発作に影響を及ぼす可能性があるという新たな証拠がある。本研究では,ラットにおけるペニシリン誘発局所発作モデルに対するプロバイオティクスの影響を調べた。雄性Wistar Albinoラット(n:21)を無作為に3群に分けた:対照(投薬なし),ペニシリンおよびペニシリン+プロバイオティクス。プロバイオティクスVSL#3(12.86bn生存細菌/kg/日)を,30日間強制飼養によって与えた。発作は,皮質へのペニシリンG(500IU)の皮質内注射によって誘発した。ECoG記録をペニシリンG適用後180分間行った。スパイク頻度と振幅を用いて発作の重症度を評価した。脳における腫瘍壊死因子(TNF-α),一酸化窒素(NO)およびインターロイキン(IL-6)レベルを生化学的に研究した。結果は,プロバイオティック補給が,ペニシリン群と比較し,潜伏期(p<0.001)の増加とスパイク頻度(p<0.01)の低下を介し,焦点発作を改善することを示した。ラットにおけるペニシリン誘発発作は,対照と比較してTNF-α(p<0.01),NO(p<0.01)およびIL-6(p<0.05)を有意に増強した。プロバイオティクス補給は,ペニシリン群と比較してIL-6(p<0.05),TNF-α(p<0.01)およびNO(p<0.001)を有意に減少させた。体重を実験の前後で比較したとき,対照群とペニシリン群の間に差はなかったが,ペニシリン+プロバイオティクス群でのプロバイオティクス補給後に体重は減少した。プロバイオティクス補給は,てんかんラット脳の炎症誘発性サイトカインとNOレベルを低下させることにより,抗発作効果を有する可能性がある。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature 2022 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 細菌 ,  てんかん ,  *ラット ,  皮質 ,  一酸化窒素 ,  ミクロフローラ ,  *ペニシリン類 ,  インターロイキン ,  TNF【壊死因子】 ,  *発作 ,  脳疾患 ,  TNFα ,  *プロバイオティクス ,  炎症性サイトカイン
準シソーラス用語： 重症度 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 焦点発作 ,  一酸化窒素 ,  ペニシリン ,  プロバイオティクス ,  炎症誘発性サイトカイン ,  VSL#3

分類 (1件)： 神経の基礎医学  (GN01020W)

タイトルに関連する用語 (6件)： ラット ,  ペニシリン ,  誘発 ,  焦点発作 ,  プロバイオティクス ,  補給