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J-GLOBAL ID:202202215400347263   整理番号:22A0411940

生きたUlva fasciataとの共培養により障害されたVibrio parahaemolyticusにおける運動性,バイオフィルム形成及び関連遺伝子発現【JST・京大機械翻訳】

Motility, biofilm formation and associated gene expression in Vibrio parahaemolyticus impaired by co-culture with live Ulva fasciata
著者 (5件):
資料名:
巻: 132  号:ページ: 101-112  発行年: 2022年 
JST資料番号: A0635A  ISSN: 1364-5072  CODEN: JAMIFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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目的:Vibrio parahaemolyticusは,養殖において最も頻繁に発生する病原体の1つである。本研究は,V.parahaemolyticusの運動性と生物膜形成に及ぼすUlva fasciataの影響の機構を探ることを目的とした。方法と結果:二枚貝の養殖堆積物から分離したV.parahaemolyticusに対するU.fasciataの阻害効果を,それらの共培養によって調べた。生きたU.fasciataはV.parahaemolyticus JFの遊泳挙動,収縮挙動及び生物膜形成を有意に阻害し,阻害率は異なる硝酸塩及びリン酸塩レベルでそれぞれ2.48%~20.26%,1.59%~39.18%及び28.3%~94.7%であった。トランスクリプトーム配列決定の結果は,210の有意に異なる発現遺伝子(DEG)が,90の上方制御された遺伝子と120の下方制御された遺伝子を含むU.fasciataの存在および不在の間のJF株において見つかったことを示した。GO(Gene Ontology)機能濃縮とKEGG(遺伝子およびゲノムのKyoto Encycledia)経路分析によれば,JFの下方制御された遺伝子は,鞭毛集合(fliC,fliK,fliG,fliN,fliH,fliI,fliJおよびfliA),細菌走化性(mCP,cheB,cheWおよびcheY)および生物膜形成(fliA/σ28およびeps)において部分的に濃縮され,それはU.fasciataストレス下でのV.parahaemolyticus JFの運動性およびバイオフィルム形成を抑制した。結論:Live U.fasciataは,V.parahaemolyticusの運動性と生物膜形成を有意に障害し,これは,十分なまたは不十分な栄養(硝酸塩とリン酸塩)濃度のどちらかのニッチで起きた。U.fasciataにより調節された腸炎ビブリオのDEGは主に鞭毛集合,細菌走化性及び生物膜経路に富んでいた。研究の意義と影響:V.parahaemolyticusが運動性と接着挙動に関してU.fasciataに応答する方法に関する新情報と,その機序を本研究で最初に調査した。結果は,海藻U.fasciataが,養殖におけるビブリオ症を治療するための環境に優しい予防対策として有望な見通しを持つことを示唆した。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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微生物の生化学  ,  微生物感染の生理と病原性  ,  微生物の生態  ,  微生物検査法  ,  微生物に対する影響 

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