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J-GLOBAL ID:202202215404674732   整理番号:22A0739733

Sjogren-Larsson症候群:アルデヒド反応性治療薬を用いた生化学的根拠【JST・京大機械翻訳】

Sjogren-Larsson syndrome: A biochemical rationale for using aldehyde-reactive therapeutic agents
著者 (5件):
資料名:
巻: 30  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: W2993A  ISSN: 2214-4269  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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Sjogren-Larsson症候群(SLS)は,ALDH3A2の突然変異に起因する神経皮膚疾患であり,不完全な脂肪アルデヒドデヒドロゲナーゼ(FALDH)活性をもたらし,脂肪アルデヒドおよび脂肪族アルコール酸化を障害する。SLSの病因は長鎖脂肪アルデヒドおよびアルコールおよび/または代謝関連エーテルグリセロールの蓄積を含むと考えられている。脂肪族アルデヒドは,特に,蛋白質およびホスファチジルエタノールアミン(PE)のようなある種のアミノ含有脂質と共有結合する毒性分子であり,異常なアルデヒド付加物,N-アルキル-PE(NAPE)を生成する。SLSの細胞モデルとしてのFaldh欠損チャイニーズハムスター卵巣細胞(FAA-K1A)を用いて,アルデヒド捕捉剤,ADX-102[2-(3-アミノ-6-クロロ-キノリン-2-イル)-プロパン-2-オール])の脂肪アルデヒドの有害効果を緩和する能力を調べた。FAA-K1A細胞を,ADX-102によるオクタナール(C18:0-al)誘導細胞毒性とアポトーシスから保護した。脂肪族アルコール(オクタデカノール)に対するC18:0-alの代謝もADX-102により阻害された。FAA-K1A細胞は野生型細胞に比べてC16-及びC18-結合N-アルキル鎖で5倍多いNAPEを蓄積したが,NAPEレベルは50μM ADX-102で4日間増殖後に正常に減少した。著者らの結果は,ADX-102のような小さなアルデヒド反応性分子が,重要な細胞標的によるアルデヒド付加物形成を防ぎ,脂肪アルコールへの脂肪アルデヒド代謝を阻害することにより,SLSの新規治療薬として探索されるべきであることを示唆する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
先天性疾患・奇形一般  ,  遺伝子発現  ,  酵素一般 

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