文献

J-GLOBAL ID：202202215567244998   整理番号：22A0831662

トルコ,イスタンブールの湖沼堆積物中のPOPsおよび重金属の空間分布,発生源同定および生態学的リスク評価【JST・京大機械翻訳】

Spatial distribution, source identification and ecological risk assessment of POPs and heavy metals in lake sediments of Istanbul, Turkey

著者 (3件)： Guezel Baris (Environment and Cleaner Production Institute, TUBITAK Marmara Research Center, 41470 Gebze, Kocaeli, Turkey) ,  Canli Oltan (Environment and Cleaner Production Institute, TUBITAK Marmara Research Center, 41470 Gebze, Kocaeli, Turkey) ,  Aslan Ertugrul (Environment and Cleaner Production Institute, TUBITAK Marmara Research Center, 41470 Gebze, Kocaeli, Turkey)
資料名： Marine Pollution Bulletin  (Marine Pollution Bulletin)
巻： 175  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： E0557A  ISSN： 0025-326X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イスタンブールは,人口増加と降水減少のため,保護され,常に水資源を監視する必要がある。本研究は,POPs(PAHs,PCBs,およびOCPs)と重金属に関するイスタンブールに水を供給する貯水池から採取した表面堆積物を包括的に明らかにすることを目的とする。PAHsの可能な発生源を同定し,それらの生態学的リスク評価を行う。本研究における汚染指数を汚染度(CD)汚染因子(CF),ジオ蓄積指数(I_geo),汚染負荷指数(PLI)および堆積物品質ガイドライン(SQG)として使用した。サンプリング地点における表面堆積物の全PAH濃度は46.29ng/g(A7)から403.9ng/g(A15)の範囲であった。ベンゾ(b)フルオランテン(5.647~59.42ng/g),ピレン(3.625~83.10ng/g),Fluoranthene(3.363~66.48ng/g),フェナントレン(3.115~52.48ng/g),Chrysene(3.532~43.98ng/g),Naphthene(6.606~3.20ng/g),ベンゾ(g,h,i)ペリレン(3.316~41.73ng/g),およびIndeno(1,2,3~c,d)ピレン(3.453~38.84ng/g)が主要なPAH化合物であった。PAH汚染は,ダムとO7-D020高速道路の近くの集落-町定着によって引き起こす可能性があった。全OCP濃度は2.233ng/g(A12)から7.337ng/g(A1)の範囲であり,一方全PCB濃度は0.246ng/g(A13)から3.708ng/g(A1)の範囲であった。最も低い全OCPとPCB濃度は,カザンデー,パプカデーとアラビアダム湖から採取した表面堆積物で見られた。DDT p,p(0.072-5.177ng/g)は,すべての堆積物サンプルの中で最も高い濃度を持った。試料中の最も優勢なOCP化合物は,DDT p,p,DDE p,pおよびDDD p,p,HCHα,HCHベータ,PCB 153,138および180は,同じ試料で最も高いPCB同族体であった。総重金属濃度は,77,812mg/kgから267,072mg/kgまで変化した。PAH診断分析によれば,Terkos,Bueyuekcekmece,Elmali,Darlik,Sazidere,AlibeyとOEmerliダムの表面堆積物は石油源によって汚染され,一方,KazandereとPapucdereダムの表面堆積物は発熱源によって影響を受けた。試料中のPOPsのレベルはERM値を超えなかった。CD,CF,PLIおよびI_geo値に従って,PbおよびZnのような重金属のわずかなおよび中程度の汚染が,ほとんどのサンプリング点に存在した。重金属の品質基準は,ほとんど全てのサンプリング点がERL値以下のCd,PbおよびHg濃度を有することを示した。サンプリング点の大部分でのNi濃度はERM値を著しく超えた。As,Cr,Cu,および特にNiとZnの濃度は,堆積物品質基準に対する水生生物への著しい毒性リスクを示す。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 貯水池 ,  亜鉛 ,  鉛 ,  *リスク ,  熱源 ,  試料採取 ,  水銀 ,  ニッケル ,  試料 ,  ダム ,  *重金属 ,  毒性 ,  芳香族縮合炭化水素 ,  *発生 ,  *リスク評価
準シソーラス用語： *発生源 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ダム湖 ,  重金属 ,  イスタンブール ,  POPs ,  表面堆積物 ,  リスク評価

分類 (1件)： 海洋汚濁  (SB02040B)

タイトルに関連する用語 (9件)： トルコ ,  イスタンブール ,  湖沼堆積物 ,  POPs ,  重金属 ,  空間分布 ,  発生源 ,  同定 ,  生態学的リスク評価