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J-GLOBAL ID:202202215599691963   整理番号:22A0454013

MEK1/2阻害剤ATR-002はSARS-CoV-2伝播を効率的に阻止し,炎症誘発性サイトカイン/ケモカイン応答を軽減する【JST・京大機械翻訳】

The MEK1/2-inhibitor ATR-002 efficiently blocks SARS-CoV-2 propagation and alleviates pro-inflammatory cytokine/chemokine responses
著者 (24件):
資料名:
巻: 79  号:ページ: 65  発行年: 2022年 
JST資料番号: B0496A  ISSN: 1420-682X  CODEN: CMLSFI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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コロナウイルス病2019(COVID-19)は,現在,重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)と呼ばれる新規コロナウイルスに起因する疾患が,260百万以上の確認された感染と5百万の死亡を現在までもたらした。ワクチン接種はパンデミック拡大を制御する強力なツールであるが,COVID-19関連症状を軽減し,特にハイリスク患者における疾患進行を軽減するための薬物療法はまだ不足している。本研究では,SARS-CoV-2感染の治療における薬物性標的として,迅速加速線維肉腫/マイトジェン活性化プロテインキナーゼ/細胞外シグナル調節キナーゼ(Raf/MEK/ERK)経路の適合性を検討した。SARS-CoV-2は,非常に初期感染期でRaf/MEK/ERKシグナリングを一過性に活性化し,ERK1/2ノックダウンは細胞培養モデルでウイルス複製を制限することを見出した。抗インフルエンザ薬として臨床試験で現在評価されている上流MEK1/2キナーゼの特異的阻害剤であるATR-002は,安全で選択的な治療窓で,初代気-液-相上皮細胞(ALI)培養と同様に,細胞株において強い抗SARS-CoV-2活性を示した。また,ATR-002処理は炎症促進性サイトカインのSARS-CoV-2誘導発現を損なうことを観察し,COVID-19関連高炎症,COVID-19進行の重要なプレーヤーを予防した。したがって,著者らのデータはRaf/MEK/ERKシグナル伝達カスケードがSARS-CoV-2感染に対する治療介入戦略の標的であり,ATR-002が更なる薬物評価のための有望な候補であることを示唆する。Copyright The Author(s) 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ウイルス感染の生理と病原性  ,  感染症・寄生虫症一般 

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