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J-GLOBAL ID:202202215613814319   整理番号:22A0734038

ジアゼン(N_2H_2)およびヒドラジン(N_2H_4)のElectron散乱断面積【JST・京大機械翻訳】

Electron scattering cross sections for diazene (N2H2) and hydrazine (N2H4)
著者 (5件):
資料名:
巻: 254  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: D0266C  ISSN: 0368-2048  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,ジアゼン(N_2H_2)とヒドラジン(N_2H_4)との電子相互作用に関する計算研究を行った。N_2H_2(E-N_2H_2とZ-N_2H_2)の2つの立体配座を考察した。弾性散乱に対する微分断面積(DCS),積分断面積(ICS)および運動量移動断面積(MTCS)ならびに全断面積(TCS)および全吸収断面積(TACS)を,入射エネルギー0.1~500eVで調べた。電子-分子衝突動力学を記述し,散乱方程式を解くために,Pade近似と組み合わせた分子複合光学ポテンシャル法を用いた。弾性電子-Z-N_2H_2散乱に対するDCSを電子-E-N_2H_2(特に低入射エネルギーおよび小角度で)の対応する結果と比較し,Z-N_2H_2分子の場合の永久双極子モーメントの存在に割り当てられた挙動である。N_2H_4に関する結果はZ-N_2H_2に対して決定したものとかなり類似していることが分かった。ICSとMTCSに関して,E-N_2H_2に対して得られた結果は,1.15eV(2Bg連続体対称性から由来)で最初のピークを示し,窒素-窒素結合から起こるπ*共鳴と約10eVの他のピークを示した。これらのピークは,それぞれ-N=N-モエティーとN-H結合の存在に関連している。興味深いことに,Z-N_2H_2 ICSとMTCSでは,ピークは全く観察されなかったが,Born-閉鎖法を採用しても,N_2H_4のMTCSでは約10eVのピークのみが見られた。したがって,立体配座は,N_2H_2分子に対する共鳴の探査に主要な役割を果たし,Z-N_2H_2(N_2H_4の最終的な付加的ピーク)の場合の構造のマスキングの原因となる強い双極子モーメントである。TACSの結果は,調べたエネルギー範囲でN_2H_2の両立体配座に対して同じであり,N_2H_4 TACSよりも系統的に低いことが分かった。さらに,吸収の最大値はN_2H_4に対して70eVで見出され,これはE-N_2H_2およびZ-N_2H_2(80eVで観測)に対して調べた最大値と比較してわずかにシフトした。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
分類
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電子分光スペクトル  ,  分子と光子の相互作用  ,  有機化合物・錯体の電子分光スペクトル(分子)  ,  有機化合物・錯体のX線スペクトル 
タイトルに関連する用語 (3件):
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