文献

J-GLOBAL ID：202202215931124356   整理番号：22A0501820

タキサンの眼副作用:Mayoクリニックの経験【JST・京大機械翻訳】

Ophthalmic adverse effects of taxanes: The Mayo Clinic experience

著者 (3件)： Fortes Blake H (Department of Ophthalmology, Mayo Clinic, Rochester, MN, USA) ,  Liou Harris (Alix School of Medicine, Mayo Clinic, Scottsdale, AZ, USA) ,  Dalvin Lauren A (Department of Ophthalmology, Mayo Clinic, Rochester, MN, USA)
資料名： European Journal of Ophthalmology  (European Journal of Ophthalmology)
巻： 32  号： 1  ページ： 602-611  発行年： 2022年 
JST資料番号： W5206A  ISSN： 1120-6721  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 目的:タキサンの眼副作用を調査し,副作用頻度,タキサン療法の停止に対する要求,視力転帰,およびパクリタキセルとドセタキセル間の同時全身効果を比較する。【方法】1/1/2010から2/29/2020までの単一センターでタキサンを服用する患者を,臨床的特徴,治療,および同時全身副作用のために遡及的にレビューした。結果:患者1918名のうち,22名(1.1%)が眼科医療提供者の注意に通じる眼科副作用を経験した。副作用の提示時の平均年齢は62歳(中央値66,範囲23~82)であった。最も一般的な副作用は,患者5名(23%)でメイボーム腺機能不全であり,続いて4名(18%)で嚢胞様黄斑浮腫,4名(18%)で管路閉塞,続いて2名(9%)で複視,そして,他者の間では,2名(9%)で複視,そして, l毛症と眼瞼炎の特異症例が続いた。Lid/lashesおよび鼻涙管副作用は,パクリタキセル療法よりもドセタキセル療法により高頻度に発生した。追跡調査は10例(45%)で利用可能であり,平均期間は5か月(中央値4,範囲0~12か月)であった。これらの患者のうち,8名(80%)の患者において,眼側副作用は,中断療法なしで解決または管理された。タキサン中止は,ドセタキセル関連管閉塞の1人の患者およびパクリタキセルと関係した嚢胞様黄斑浮腫のある1人の患者で必要であった。結論:眼科タキサン関連有害事象は,約1%の眼副作用の推定頻度で稀である。それにもかかわらず,眼科医は最適管理のための副作用の範囲を認識することが重要である。ほとんどの眼科イベントは,生命延長タキサン療法を中断することなく標的療法で治療できる。Copyright The Author(s) 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 管路 ,  視力 ,  *副作用 ,  機能障害 ,  眼科学 ,  複視 ,  分子標的療法 ,  脂環式化合物 ,  脂肪酸 ,  芳香族カルボン酸 ,  酸素複素環化合物 ,  オレフィン化合物 ,  架橋化合物 ,  カルボン酸エステル ,  アミノアルコール ,  アミノカルボン酸 ,  第二アルコール ,  ヒドロキシ酸 ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール ,  カルバミド酸エステル ,  四環ジテルペン ,  三環ジテルペン
準シソーラス用語： 黄斑浮腫 ,  眼科医 ,  有害事象 ,  臨床的特徴 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (9件)： タキサン ,  眼の副作用 ,  嚢胞状黄斑浮腫 ,  細管閉塞 ,  穿刺狭窄 ,  パクリタキセル ,  蛋白質結合パクリタキセル ,  ドセタキセル ,  カバジタキセル

分類 (2件)： 抗腫よう薬の臨床への応用  (GW16020L) ,  腫ようの薬物療法  (GE03032C)

物質索引 (3件)： パクリタキセル ,  ドセタキセル ,  タキサン

タイトルに関連する用語 (5件)： タキサン ,  眼 ,  副作用 ,  クリニック ,  経験