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J-GLOBAL ID:202202215951860531   整理番号:22A0803413

トウヒからのデフェンシン(PaDef)の分子同定と抗真菌活性【JST・京大機械翻訳】

Molecular Identification and Antifungal Activity of a Defensin (PaDef) from Spruce
著者 (8件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 494-506  発行年: 2022年 
JST資料番号: H0851A  ISSN: 0721-7595  CODEN: JPGRDI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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PR蛋白質ファミリーの一部としてのデフェンシンは,in vitroで抗菌活性を有するだけでなく,植物耐病性において重要な役割を果たす。トウヒにおけるデフェンシンの分子機能を調べるために,デフェンシン遺伝子PaDefを分離し,Picea asperataから特性化した。PaDefの完全長cDNA配列は264bpであり,252bpのORFを含み,合計83のアミノ酸をコード化した。推定PaDef蛋白質はγ-チオニンファミリーに属し,Knot1ドメインと8つの保存システイン残基を含む。Blastと系統発生分析はPaDef蛋白質が他の植物デフェンシン蛋白質と高い相同性を共有することを示した。PaDefの三次構造は,鋳型としてPinus sylvestrisデフェンシンの構造を用いた相同モデリングにより得られ,βαββ構造を示した。SDS-PAGE分析は,大腸菌で発現された組換えPaDefの分子量が23.8kDaであることを示した。プレートアッセイは,精製PaDefがPestalotiopsis neolitseaeの成長を阻害する強い抗真菌活性を示したが,Colletotrichum gloeosporioidesとBotrytis cinereaは阻害しなかったことを示した。顕微鏡観察は,精製したPaDefが3つの植物病原体の菌糸形態に負の効果を持つことを明らかにした。qRT-PCR分析は,PaDef遺伝子が根,ふるい部,小枝と比較してP.asperataの針葉において最も高い発現レベルを持ち,そして,針葉病を引き起こす病原性真菌Lophodermium piceaeによって有意に上方制御されることを示した。これらの結果は,P.asperataにおけるデフェンシンPaDefの分子機能および抗真菌剤としてのその可能性を決定するための分子的基礎を提供する。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Science+Business Media, LLC part of Springer Nature 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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麦  ,  遺伝子の構造と化学  ,  酵素一般  ,  生物学的機能  ,  細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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