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J-GLOBAL ID：202202216186816724   整理番号：22A0922728

Th2浸潤の予測はHPV(-)頭頚部癌の転帰と関連する【JST・京大機械翻訳】

Predicted Th2 Infiltrate is Associated with Outcome in HPV(-) Head and Neck Cancer.

著者 (7件)： Abdelhakiem M.K. (Department of Radiation Oncology, UPMC Hillman Cancer Center, Pittsburgh, PA) ,  Bao R. (University of Pittsburgh Medical Center, Pittsburgh, PA) ,  Ferris R.L. (Department of Otolaryngology, Division of Head and Neck Surgery, University of Pittsburgh Medical Center, Pittsburgh, PA) ,  Heymach J. (Department of Thoracic/Head and Neck Medical Oncology, The University of Texas MD Anderson Cancer Center, Houston, TX) ,  Pickering C. (Department of Head and Neck Surgery, University of Texas MD Anderson Cancer Center, Houston, TX) ,  Luke J.J. (Division of Hematology/Oncology, UPMC Hillman Cancer Center, Pittsburgh, PA) ,  Skinner H.D. (Department of Radiation Oncology, UPMC Hillman Cancer Center, Pittsburgh, PA)
資料名： International Journal of Radiation Oncology, Biology, Physics  (International Journal of Radiation Oncology, Biology, Physics)
巻： 112  号： 5  ページ： e6  発行年： 2022年 
JST資料番号： B0262B  ISSN： 0360-3016  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは以前に,免疫浸潤が照射で治療したHead/Neck癌(HNC)の治療応答に影響を及ぼすことを示した。ここでは,放射線後の治療失敗に与える,予想腫瘍浸潤リンパ球(TILs)の影響を検討した。手術および補助放射線(PORT)で治療したTCGAにおけるNintey-4ヒトパピローマウイルス陰性(HPV-)HNC患者は,発見コホートから成った。治療前腫瘍をRNA-seqを用いて分析した。次に,これらのデータを,組織RNA-seqデータから64の免疫,間質,および腫瘍細胞存在量を定量化するxCellを用いて,腫瘍細胞型存在量を予測するために使用した。発見コホートにおける全生存率(OS),遠隔転移(DM),および局所再発(LRR)と関連する予測TILsを,手術およびPORTで治療した102人のHPV(-)HNC患者の検証コホートにおいて調査した。利用可能な変異と遺伝子発現データ(n=403)を有するHPV(-)TCGAコホートのすべての患者を,分離40人の患者HPV(-)HNCコホートとして分析した。癌遺伝子(OncoKB)における有意な(MutSig)腫瘍変異を,予測されたTh2浸潤との関連に関して調べた。CD4+Tヘルパー2(Th2)高および低腫瘍間の遺伝子発現は,予測Th2浸潤に関連する経路を同定するために,ingenuity経路分析(IPA)を用いて分析した。いくつかの予測TILsは転帰と関連していたが,予測Th2浸潤のみは,発見(p=4e-3)と検証コホート(p=9e-3)の両方でLRRのより高い率と有意に関連していた。予測されたTh2浸潤率は,CASP8,EP300,HRAS,HLA-A,およびZNF750の突然変異を有する腫瘍で有意に増加した。予測されたTh2浸潤に関連する遺伝子を用いたIPA(FDR 0.01)は,DDR関連経路の活性化と,高い予測Th2浸潤を有する腫瘍における腫瘍微小環境(TME)経路の抑制を同定した。各経路内の遺伝子発現を用いて,DDR経路(ピアソンR0.73,p<2.2e-16)における予測Th2とBRCA1の間の正の相関とTME経路(R=-0.45,p<2.2e-16)との負の相関を有する経路活性化スコアを生成した。同様のパターンは,DDR経路(R=0.77,p=5.6e-9)のBRCA1と正相関し,TME経路(R=-0.42,p=7.2e-3)と負の相関を示した。2つの均一に治療したHPV(-) HNCコホートにおいて,LRRと関連する予測Th2浸潤を同定した。Th2浸潤はTILsの転帰不良と調節の両方と関連することが知られている遺伝子の変異と関連することを見出した。最後に,予測されたTh2は,DNA損傷応答経路の活性化の増加とTMEにおける免疫機能の局所抑制と関連していた。したがって,Th2浸潤はHPV(-) HNCにおける放射線に対する耐性を仲介する可能性がある。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 放射線 ,  *浸潤 ,  腫瘍 ,  腫瘍細胞 ,  突然変異 ,  リンパ球 ,  生存率 ,  患者 ,  腫瘍転移 ,  母集団 ,  癌遺伝子 ,  遺伝子発現 ,  *頭頚部腫瘍 ,  CD4抗原 ,  *Th2細胞
準シソーラス用語： 腫瘍浸潤リンパ球 ,  遠隔転移 ,  全生存率 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  腫よう免疫  (ED03040A) ,  臨床腫よう学一般  (GE03010Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： Th2 ,  浸潤 ,  予測 ,  HPV ,  頭頚部癌 ,  転帰