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J-GLOBAL ID:202202216233798799   整理番号:22A0497342

マトリックスメタロプロテイナーゼ-7はROS/ERK/c-Jun経路を介して酸曝露初代ヒト咽頭上皮細胞においてE-カドヘリン切断を誘導する【JST・京大機械翻訳】

Matrix metalloproteinase-7 induces E-cadherin cleavage in acid-exposed primary human pharyngeal epithelial cells via the ROS/ERK/c-Jun pathway
著者 (5件):
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巻: 100  号:ページ: 313-322  発行年: 2022年 
JST資料番号: E0565C  ISSN: 0946-2716  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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喉頭咽頭逆流症(LPRD)は,酸,ペプシンおよび胆汁ジュースを含む胃内容物の逆流による咽頭粘膜損傷によって引き起こされる。著者らの以前の研究はLPRDが酸活性化マトリックスメタロプロテアーゼ-7(MMP-7)により促進されるE-カドヘリンの切断と関連することを示した。しかし,酸がMMP-7を活性化する機構は不明である。本研究の目的は,MMP-7が酸に曝露した咽頭上皮細胞で活性化される機構を調べることであった。活性酸素種(ROS)のレベルを酸に曝露した上皮細胞で測定した。MMP-7の発現におけるROSのシグナル伝達機構を研究するために,マイトジェン活性化プロテインキナーゼの作用の機構を調査した。酸曝露咽頭上皮細胞における各阻害剤の存在または不在に従って,種々のシグナル伝達因子の発現を測定した。E-カドヘリンの切断の変化を同定するために,粘膜膜の完全性を経上皮透過性試験を用いて評価した。著者らは,酸曝露が咽頭上皮細胞においてROS,リン酸化細胞外シグナル調節キナーゼ(p-ERK)1/2,リン酸化-c-Jun(p-c-Jun)のレベルを増加させることを見出した。ROS阻害剤はp-ERKとMMP-7の発現を減少させたが,ERK阻害剤はp-c-JunとMMP-7の発現を減少させた。さらに,c-Jun阻害剤はMMP-7の発現を減少させ,E-カドヘリンの分解を遮断した。さらに,酸曝露後の免疫染色E-カドヘリンレベルの減少と経上皮透過性の増加は,ROS,ERK,およびc-Junの阻害剤によって全体的に軽減された。ヒト粘膜細胞後に起こるE-カドヘリンの分解は,ROS/ERK/c-Jun経路を介したMMP-7の発現の増加に起因し,LPRDの発症に関連する重要な機構と考えられる。鍵となるメッセージ:ROSは,還流が起こると,ROSがERK経路を介して転写因子c-Junを制御する時に誘発され,LPRDを誘導するMMP-7の増加は,ROS/ERK/c-Jun経路を介して誘導され,これは,LPRDの原因の一つであるMMP-7の発現メカニズムを初めて明らかにした。Copyright The Author(s) 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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細胞生理一般 
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