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J-GLOBAL ID:202202216383416784   整理番号:22A1024481

果樹の形態学的発育に関与する遺伝子を同定するためのキュウリのハードおよびテンダー果実棘の比較トランスクリプトーム解析【JST・京大機械翻訳】

Comparative Transcriptome Analysis of Hard and Tender Fruit Spines of Cucumber to Identify Genes Involved in the Morphological Development of Fruit Spines
著者 (11件):
資料名:
巻: 13  ページ: 797433  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7094A  ISSN: 1664-462X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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キュウリ果実の脊椎は重要な商業的価値を持つだけでなく,多細胞トリコームの細胞分裂と分化様式を研究するための古典的組織でもある。CsT(C型レクチン受容体様キナーゼ)は,果実棘の発生に影響を及ぼすことが報告されている。本研究では,硬(T_s,野生型)および軟性脊椎(ts,変異体)として定義され,顕微鏡およびSEMによる連続観察によって,4段階(ステージIからステージIVまで)から成る果実脊椎の発育過程を定義した。野生型脊椎の異なる発育段階におけるトランスクリプトームプロファイルの比較は,803および722遺伝子が,それぞれ,茎(ステージIIおよびステージIII)および果実脊椎の基底(ステージIV)発育段階においてアップレギュレートされることを示した。DEGの機能分析は,オーキシン極性輸送とHD-ZIP転写因子に関連する遺伝子が茎のbHLH転写因子の発現の間に有意にアップレギュレートされ,細胞骨格関連遺伝子が塩基の発達中に有意にアップレギュレートされることを示した。加えて,ステージIIIは,野生型と変異体脊椎の間の差異のためのキーポイントである。ステージIIIで野生型と変異体の間で628のDEGを検出した。これらのDEGは主に細胞骨格とオーキシン極性輸送のカルシウムシグナル伝達に関与する。偶然に,オーキシンシグナル伝達に関与する因子であるCsVTI11はin vivoでCsTsと相互作用するが,この相互作用はCsVTI11とCstの間では起こらず,さらにCsTが細胞極性に影響することにより果実棘の発生を調節することを示唆した。これらの結果は,キュウリ果実脊椎発生に関連した分子ネットワークを研究するための有用なツールを提供し,C型レクチン受容体様キナーゼが果実棘の発生の調節において果たす生物学的経路を解明する。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  発生,成長,分化 
引用文献 (78件):
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