抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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文部科学省は,平成29・30年度に小学校・中学校・高等学校の学習指導要領を改訂し,「話すこと」「書くこと」の活動は従来よりもさらなる強化が必要と指摘されている。本研究では,特に強化が必要と指摘されている「書くこと」の強化を図るための,ディスカッション(議論)と論理的なライティングの融合される指導方法を検討する。今回はToulmin Model(Toulmin,1958,2003)に基づき,多少の修正を行いながら,教材を開発した。このモデルは論理プロセスとして,主張(Claim),事実(Data),理由づけ(Warrant),裏付け(Backing),限定(qualifier),反証(Rebuttal)の6つの要素を提案し,論証構造を抽出する際の枠組みや論説教材の構成要素を考える際の分析モデルとして使用されている(井上,1976;中山,木下,山中2017など)。(著者抄録)