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J-GLOBAL ID:202202216759558777   整理番号:22A0732412

イオン液体を含浸したマクロ多孔性炭化天然繊維を用いたCO_2捕捉動力学の増強【JST・京大機械翻訳】

Enhanced CO2 capture kinetics by using macroporous carbonized natural fibers impregnated with an ionic liquid
著者 (5件):
資料名:
巻: 350  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: B0924A  ISSN: 0167-7322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,低コストの再生可能材料である炭化アガベバガス繊維のマクロポーラス構造に担持されたイオン液体の反応速度とCO_2収着容量を改善するために,新しいハイブリッド材料を調製した。イオン液体はCO_2に対して高い親和性を有する酢酸1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムであった。CO_2捕獲は,CO_2ガス流を通過させるとき,熱重量分析計における繊維の重量変化をモニターすることにより,大気圧で動的モードで評価した。CO_2捕獲を炭化繊維(CF),酸洗浄炭化繊維(CFw)およびイオン液体(IL)を含浸した炭化繊維について,1:10から1:1(wt CFw:wt IL)の範囲の質量比を使用して評価した。CFのBET表面積は75m2/gで,酸洗浄後2m2/gに減少した。しかし,ILによる含浸後,最低含浸比(1:10-3)を用いると,表面積は2m2/gに維持された。質量比1:10-3(CFwIL1:10-3)の含浸試料は,最も高い収着容量(CO_2曝露50分で評価された1.29mmolCO_2/g)と0.02mmolCO_2/min×gの収着速度を示した。これらの値はIL(0.77mmolCO_2/gおよび0.012mmolCO_2/min×g)で得られた値よりも優れており,CO_2捕獲におけるILと担体間の相乗作用を示した。最後に,CO_2捕獲(25°C,50分)および熱脱着(80°C,50分,窒素雰囲気下)のサイクルは,ILが1.07mmolCO_2/gまで捕捉したが,含浸炭素繊維(CFwIL1:10)は1.13mmolCO_2/gを捕捉し,91%を放出することを報告した。含浸炭素繊維の急速なCO_2収着-脱着過程と高い可逆性は,この材料がCO_2濃縮器で使用できることを示唆した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
炭素とその化合物 

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