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J-GLOBAL ID：202202216771874205   整理番号：22A0973732

Menshutkin反応に及ぼす溶媒効果【JST・京大機械翻訳】

Solvent Effects on the Menshutkin Reaction

著者 (3件)： Turan Haydar Taylan (Department of Chemistry, University of Basel, Switzerland) ,  Brickel Sebastian (Department of Chemistry, University of Basel, Switzerland) ,  Meuwly Markus (Department of Chemistry, University of Basel, Switzerland)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 126  号： 9  ページ： 1951-1961  発行年： 2022年 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Menshutkin反応は生化学から化学合成までの分野に関連するメチル移動反応である。本研究では,NH_3+MeClおよびPyr+MeBr反応に対するエネルギー論および溶媒分布を,反応性分子動力学シミュレーションにより,陽溶媒(水,メタノール,アセトニトリル,ベンゼン,シクロヘキサン)中で研究した。極性溶媒(水,メタノール及びアセトニトリル)及びベンゼンに対して,両反応に対する強い触媒効果を見出したが,非極性及び嵩高いシクロヘキサンは溶質と弱く相互作用し,顕著な障壁還元を示さなかった。アセトニトリルとシクロヘキサン中のPyr+MeBr反応に対する計算した障壁高さは,実験的に測定した22.5と27.6kcal/molの障壁と比較して,それぞれ23.2と28.1kcal/molであった。溶媒分布は反応物とTSの間でかなり変化したが,溶質のTSと生成物立体配座の間では比較的小さかった。系が遷移状態に近づくにつれて,溶媒-溶媒相互作用を不安定化する相関溶媒運動が起こる。これは,障壁を乗り越えるシステムに必要である。最後に,反応物,TS,および生成物状態幾何学における平均溶媒-溶媒相互作用エネルギーは溶質の周りの溶媒構造の変化と相関することが分かった。Copyright 2022 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 幾何学 ,  相互作用 ,  立体配座 ,  計算機シミュレーション ,  *溶媒 ,  *溶媒効果 ,  化学合成 ,  溶質 ,  脂肪族ニトリル ,  脂肪族アルコール ,  芳香族炭化水素 ,  シクロアルカン
準シソーラス用語： 触媒作用 ,  相互作用エネルギー ,  分子動力学シミュレーション ,  障壁高さ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 溶液論一般  (CB05010Z) ,  非水溶液  (CB05040G)

物質索引 (4件)： アセトニトリル ,  メタノール ,  ベンゼン ,  シクロヘキサン

タイトルに関連する用語 (1件)： 溶媒効果