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J-GLOBAL ID:202202217151963737   整理番号:22A0885066

表面増強Raman散乱と多変量解析によるSARS-CoV-2蛋白質を発現する哺乳類細胞の研究【JST・京大機械翻訳】

Investigation of mammalian cells expressing SARS-CoV-2 proteins by surface-enhanced Raman scattering and multivariate analysis
著者 (7件):
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巻: 147  号:ページ: 1213-1221  発行年: 2022年 
JST資料番号: A0392A  ISSN: 0003-2654  CODEN: ANALAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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COVID-19は,2019年後期以来,世界中で数百万のケースと死亡を引き起こした。ウイルスの迅速検出は,個体群を通してその広がりを制御するために重要である。COVID-19は,現在,核酸に基づく試験および血清学的試験によって検出される。しかし,これらの方法は,高コスト試薬の要求,偽陰性結果,および時間消費などの制限がある。プラズモンナノ構造を用いて分子のRaman信号を増強する強力な技術である表面増強Raman散乱(SERS)は,これらの欠点を克服することができる。本研究では,ウイルス感染細胞モデルを開発し,主成分分析(PCA)と組み合わせたSERSによりこのモデルを解析した。HEK293細胞を,ポリエチレンイミン(PEI)を介してSARS-CoV-2のヌクレオカプシド(N),膜(M)およびエンベロープ(E)蛋白質をコードするプラスミドでトランスフェクションした。非プラスミドトランスフェクションHEK293細胞を対照群として使用した。細胞取込を緑色蛍光蛋白質(GFP)プラスミドで最適化し,蛍光顕微鏡とフローサイトメトリーにより評価した。トランスフェクション効率は約60%であった。M,N,およびE蛋白質の発現をウェスタンブロット法によって示した。金ナノ粒子に基づくSERS基板を用いて,トランスフェクト細胞の全蛋白質のSERSスペクトルを得た。トランスフェクションした細胞の蛋白質は,646,680,713,768,780,953,1014,1046,1213,1243,1424,2102および2124cm-1のピーク位置を有した。プラスミドトランスフェクト細胞と非トランスフェクション対照細胞の間のスペクトル差を明らかにするために,PCAをスペクトルに適用した。結果は,PCAと結合したSERSが,COVID-19の検出のための迅速,低コスト,および有望な技術を開発するための好ましい信頼できる方法であることを示した。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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分光分析  ,  生体物質一般 

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