文献

J-GLOBAL ID：202202217338754814   整理番号：22A0836717

カチオン性,アニオン性および中性染料に対する六方晶窒化ホウ素ナノシートの吸着挙動:第一原理研究からの洞察【JST・京大機械翻訳】

Adsorption behaviour of hexagonal boron nitride nanosheets towards cationic, anionic and neutral dyes: Insights from first principle studies

著者 (2件)： Yadav Anshul (Membrane Science and Separation Technology Division, CSIR-Central Salt & Marine Chemicals Research Institute, Bhavnagar 364002, India) ,  Dindorkar Shreyas S. (Department of Chemistry, Jai Hind College, Mumbai 400020, India)
資料名： Colloids and Surfaces. A. Physicochemical and Engineering Aspects  (Colloids and Surfaces. A. Physicochemical and Engineering Aspects)
巻： 640  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： A0539B  ISSN： 0927-7757  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,六方晶窒化ホウ素ナノシート(hBNNs)上のメチレンブルー(MB,カチオン),メチルオレンジ(MO,アニオン)および中性赤色(NR,中性)染料の吸着を,第一原理密度汎関数理論計算を用いて調べた。静電ポテンシャルマップを用いて電荷蓄積を調べ,吸着後の電荷蓄積の増加を明らかにした。電荷蓄積はMO-hBNNs錯体の場合に最大であった。色素分子および色素-hBNN錯体の電子特性を,状態密度プロットを用いて調べた。また,錯体のHOMO-LUMOエネルギーを得て,hBNN上への吸着前後の染料の電子特性を研究した。吸着エネルギーを計算し,hBNN上への染料の吸着の実現可能性を試験した。hBNNに吸着したMBとNR染料分子の吸着エネルギーは,それぞれ-117kJ/molと-153kJ/molであった。MOの吸着エネルギーは他の2つの色素(-296kJ mol-1)の2倍であった。吸着剤-色素相互作用の妥当な機構を調べ,それに基づいて相互作用の物理的性質を確認した。研究は,hBNNsが3つのモデル染料の中で最も効率的にMO染料(アニオン性)を吸着することを示した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *吸着 ,  相互作用 ,  帯電 ,  *染料 ,  色素 ,  吸着剤 ,  *アニオン ,  *カチオン ,  LUMO ,  密度汎関数法 ,  吸着エネルギー ,  *ナノシート ,  スルホン酸 ,  芳香族アミン ,  アゾ化合物 ,  第三アミン ,  窒素複素環化合物 ,  スルホニウム ,  硫黄複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： 静電ポテンシャル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 六方晶窒化ホウ素ナノシート ,  吸着 ,  メチルオレンジ ,  メチレンブルー ,  ニュートラルレッド ,  密度汎関数理論

分類 (3件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  固-液界面  (CB12050B)

物質索引 (2件)： メチルオレンジ ,  メチレンブルー

タイトルに関連する用語 (11件)： カチオン ,  アニオン性 ,  中性 ,  染料 ,  六方晶窒化ホウ素 ,  ナノシート ,  吸着 ,  挙動 ,  第一原理 ,  研究 ,  洞察