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J-GLOBAL ID:202202217633538758   整理番号:22A0770747

高齢者における口腔咽頭嚥下障害は唾液における咽頭感受性の低下と低サブスタンスPおよびCGRP濃度と関連する【JST・京大機械翻訳】

Oropharyngeal Dysphagia in Older People is Associated with Reduced Pharyngeal Sensitivity and Low Substance P and CGRP Concentration in Saliva
著者 (9件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 48-57  発行年: 2022年 
JST資料番号: W4299A  ISSN: 0179-051X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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サブスタンスP(SP)とカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)は,口腔咽頭の感覚神経線維により放出される。口腔咽頭嚥下障害(OD)患者は唾液中咽頭感度の低下とSP濃度の低下を示す。健常志願者における唾液SPとCGRPの濃度,およびODの有無の高齢者,および咽頭感覚閾値との関係を評価することを目的とした。15名の健常ボランティア,14名の健常高齢者および14名のODの高齢者を含めた。嚥下機能はビデオ蛍光透視法(VFS)により評価した。咽頭感覚閾値は,咽頭内電気刺激により評価した。水和と位相角をバイオインピーダンスによって評価した。唾液試料は,ELISAによってSPとCGRP濃度を測定するためにSalivetteによって採取した。ODの高齢患者は,嚥下の安全障害を示した(PAS 4.38±0.77 p<0.0001対健康なボランティア=1および健康な高齢=1.43±0.51)。ODの健康な高齢者および高齢者は,細胞内水および唾液量の減少(健康な高齢者,592.86±27.79μl,p=0.0004,ODを有する高齢者,422.00±33.01μl,p=0.0001対健常ボランティア,1333.33±615.91μl,r=0.6621,p<0.0001)を示した。ODの高齢患者は,咽頭感覚閾値の障害を示した(10.80±3.92mA対健常ボランティア,5.74±2.57mA;p=0.007)および唾液SPの減少(健常ボランティア:173.89pg/ml対健常ボランティア:173.89pg/ml;p=0.2346)およびCGRPレベル(24.17pg/ml対健常ボランティア:508.18pg/ml;p=0.0058)。SPとCGRP濃度及び咽頭感覚閾値(それぞれr=-0.405,p=0.024,r=-0.4597,p=0.036)との間に負相関があったが,SPのみが高い咽頭感覚閾値を有するODの高齢患者を同定した。ODの高齢患者は,水減少症とサルコペニアを示し,唾液SPとCGRPを減少させ,咽頭感受性を障害した。本研究は,ODの高齢患者における咽頭感受性をモニターするための潜在的バイオマーカーとしての唾液中のSPレベルを示唆する。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の診断  ,  老人医学 

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