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J-GLOBAL ID:202202217790516752   整理番号:22A1711590

日本における外来ツヤハダゴマダラカミキリAnoplophora glabripennis(甲虫目:カミキリムシ科)と近縁の在来種Anoplophora chinensis間の交尾行動

Mating behavior between alien Asian longhorned beetle Anoplophora glabripennis (Coleoptera: Cerambycidae) and a native related species Anoplophora chinensis in Japan
著者 (5件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 275-281  発行年: 2022年08月 
JST資料番号: F0555A  ISSN: 0003-6862  CODEN: APEZAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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北アメリカとヨーロッパの高度侵略的外来種ツヤハダゴマダラカミキリAnoplophora glabripennis(Motschulsky)(甲虫目:カミキリムシ科)は,2020年以降,日本の様々な場所で検出されている。宿主木に被害を与えることに加えて,A.glabripennisは類似したニッチを持つ一般的で類縁な在来種であるA.chinensis(Foster)(以前にはA.malasicaと呼ばれていた)との干渉により日本の生態系に深刻な影響を与えかねない。2つの種間の繁殖干渉の潜在的リスクを評価するために,種間の雌雄間の交尾行動について野外で採集した個体試料を用いて実験室で調査した。両種の雄は雌のA.glabripennisにマウントし,同じような頻度(約50%)で生殖器を挿入しようとしたが,A.chinensisの雄は常に交尾に失敗した。対照的に雄のA.glabrpennisは雌のA.chinensisと性的行動を示さなかった。結果は2種の間の交尾が典型的に失敗していることを示しているが,最近の研究で2種が4週間対になると,雑種を産み出すことができることが明らかになった。誤った種間交尾の試みは両種の適合性を減少させる可能性がある。したがってこの繁殖干渉の個体群レベルの影響について評価しなければならない。Copyright The Author(s) under exclusive licence to The Japanese Society of Applied Entomology and Zoology 2022 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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異種生物間相互作用  ,  昆虫・ダニによる植物被害  ,  個生態学 

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