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J-GLOBAL ID:202202217930197180   整理番号:22A0883580

鋼板補強した超高強度プレキャストRC柱の構造性能に関する実験的研究

Experimental Study about Structural Performance of High Strength Precast RC Column Confined by Steel Plate
著者 (4件):
資料名:
号: 38  ページ: ROMBUNNO.6  発行年: 2022年03月 
JST資料番号: Y0730B  ISSN: 0916-1783  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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超高強度RC柱のプレキャスト化を図るため,鋼板補強した超高強度プレキャストRC柱の構造性能確認実験を実施した。試験体は50階建て程度の超高層住宅下層階の内柱を想定したNo.1-11,外柱を想定したNo.1-12,No.1-13の3体で,No.1-11は軸力比0.3の一定軸力とした。また,No.1-12,No.1-13は変動軸力で,圧縮軸力の大きさのみを実験因子とした。実験結果は,各試験体とも主筋の圧縮降伏先行の破壊形式となった。柱頭柱脚のコンクリート露出部が徐々に圧壊していく様子が確認された。各試験体ともR=1/67~1/50rad時に最大耐力となり,特にNo.1-11は最大耐力以降も大変形に至るまで安定した履歴挙動を示した。鋼板撤去後の観察から,内部のコンクリートは,柱頭・柱脚の損傷が顕著であった。各試験体の最大耐力は,ACI規準による矩形ストレスブロックを適用すると,安全側の評価となった。一方,超高強度コンクリート特有の線形的な応力-ひずみ関係を考慮し,断面内の応力を三角形分布とすると過小評価となった。また,荷重-変形関係や等価粘性減衰定数の比較から,プレキャスト工法による超高強度RC柱は,在来工法と同等の構造性能を有することが確認できた。(著者抄録)
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分類 (1件):
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特殊コンクリート構造 
引用文献 (7件):
  • 服部敦志 他:「最新技術を適用した超高層集合住宅の設計と施工」、コンクリート工学、Vol.49・No.2、pp.26-31、2011.2
  • 平田延明 他:「鋼板巻き補強した超高強度 RC 柱の構造性能 に関する研究」コンクリート工学年次論文集、Vol.42・ No.2、pp.133-138、2020.7
  • 永良太郎 他:「鋼板巻き立て補強を施した超高強度RC柱の曲げ耐力および変形性能に関する実験的研究 その3変動軸力が作用する柱部材の曲げせん断実験」日本建築学会大会学術講演梗概集構造 IV、pp.237-238、2020.9
  • American Concrete Institute : Building Code Requirements for Structural Concrete (ACI318-19) andCommentary (ACI318R-19),2019
  • 村松晃次 他:「超高強度鉄筋コンクリート柱の曲げ耐力算定用ストレスブロック係数」、日本建築学会構造系論文集、 No.604、pp.127-134、2006.6
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