抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・2019年の日本全体のCO
2排出量は11億800万tで,化学産業の排出量は5,620万tで,削減しても,その効果は小さいが,電化困難な分野へのCO
2排出の少ない燃料供給が重要。
・化学産業のCO
2排出は,反応により生成するCO
2」と投入エネルギーに由来するCO
2」があり,後者が全体の90%を超え,熱エネルギーが少ない反応プロセスが適切。
・CO
2を原料とする化学品製造は,COO源としての利用,CO源としての利用,炭素源としての利用に分けられるが,COO源としての利用は生産量が少なく,CO
2排出量削減効果は小。
・CO源としての利用は機能化学品から汎用化学品まで幅広く製造可能であるが,CO源としての利用は重要な化学品原料が合成可能であり,生産量が多く,CO
2排出量削減への貢献大。
・CO
2からのCO,メタノール,エタノール,エチレンの合成技術を,熱化学反応と電気化学反応について分けて詳細に解説。