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J-GLOBAL ID:202202218262641365   整理番号:22A1029135

チクングニアウイルス感染の病因におけるヒトの遺伝的宿主因子とその役割【JST・京大機械翻訳】

Human Genetic Host Factors and Its Role in the Pathogenesis of Chikungunya Virus Infection
著者 (15件):
資料名:
巻:ページ: 654395  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7079A  ISSN: 2296-858X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Chikungunyaウイルス(CHIKV)は,ヒトで急性関節症を引き起こすTogaviridaeファミリー由来のアルファウイルスである。それは,E1糖蛋白質ゲノム(A226V)の位置226におけるバリンに対するアラニンの適応変異により,Aedes(Ae)aegyptiにより最初に伝達され,Ae albopictusによるLa Reunionで2006年代の流行後,節足動物媒介ウイルスである。CHIKVの最初の孤立症例はタンザニアで報告されたが,2013年の西半球への到着以来,感染は流行となった。感染ウイルス血症患者からの蚊咬合後,ウイルス複製はウイルス血症,発熱,発疹,筋痛,関節痛および関節炎を誘発する。急性期後,CHIKV感染は,リウマチ症状が数か月から数か月続く慢性期まで進行する。ヒトだけでなく動物モデルにおいてもCHIKV感染の病因に関する多数の研究があるが,疾患の適切な理解にはまだギャップがある。この現在まで,患者のパーセンテージがウイルスに曝露され,適応免疫反応を発達させるにもかかわらず,臨床症状を発達させない理由は不明である。また,慢性関節症状の病因には議論の余地がある。感染症に対する宿主免疫応答は患者の症状に反映されることが知られている。同時に,宿主の遺伝的変異が感染症の多様な発症,重症度,および転帰の重要な成分であることは,今や十分に確立されている。病因学的薬剤と宿主の間の相互作用を理解し,疾患の慢性後遺症を知ることが重要である。本レビューでは,ヒト宿主遺伝学に関する現在の知見とCHIKV感染における免疫応答との関係を要約した。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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ウイルス感染の生理と病原性  ,  感染症・寄生虫症一般 
引用文献 (111件):
  • Powers AM, Brault AC, Tesh RB, Weaver SC. Re-emergence of chikungunya and o'nyong-nyong viruses: evidence for distinct geographical lineages and distant evolutionary relationships. J Gen Virol. (2000) 81:471-9. doi: 10.1099/0022-1317-81-2-471
  • Powers AM, Logue CH. Changing patterns of chikunya virus: re-emergence of a zoonotic arbovirus. J Gen Virol. (2007) 88:2363-77. doi: 10.1099/vir.0.82858-0
  • Enserink M. Infectious diseases. Massive outbreak draws fresh attention to little-known virus. Science. (2006) 311:1085. doi: 10.1126/science.311.5764.1085a
  • Khan AH, Morita K, Parquet MDC, Hasebe F, Mathenge EGM, Igarashi A. Complete nucleotide sequence of chikungunya virus and evidence for an internal polyadenylation site. J Gen Virol. (2002) 83:3075-84. doi: 10.1099/0022-1317-83-12-3075
  • Thiberville S-D, Moyen N, Dupuis-Maguiraga L, Nougairede A, Gould EA, Roques P, et al. Chikungunya fever: epidemiology, clinical syndrome, pathogenesis and therapy. Antiviral Res. (2013) 99:345-70. doi: 10.1016/j.antiviral.2013.06.009
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