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J-GLOBAL ID:202202218709006982   整理番号:22A0576609

低悪性度神経膠腫の異なる分子サブタイプにおける術前炎症マーカーの予後的価値【JST・京大機械翻訳】

Prognostic value of preoperative inflammatory markers among different molecular subtypes of lower-grade glioma
著者 (16件):
資料名:
巻: 96  ページ: 180-186  発行年: 2022年 
JST資料番号: W3362A  ISSN: 0967-5868  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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炎症反応は癌の進行と予後に密接に関連している。本研究の目的は,低悪性度神経膠腫(LGG)の異なる分子サブタイプ間の術前炎症マーカーの予後値を決定することであった。方法:2001年から2013年までのLGG患者214名の後向き分析を行い,好中球/リンパ球比(NLR),リンパ球/単球比(LMR),血小板/リンパ球比(PLR)および誘導NLR(dNLR)が,異なる分子サブタイプの予後に及ぼす影響を評価した。イソクエン酸デヒドロゲナーゼ(IDH)およびテロメラーゼ逆転写酵素(TERT)プロモーター変異を遺伝子配列決定により検出し,染色体腕1pおよび19q(1p/19q)共欠失を蛍光in situハイブリダイゼーションにより推定した。生存分析は,高いNLR,低いLMRおよび高いdNLRが予後不良と関係し,一方,PLRは予後的意義を持たないことを示した。続く分子サブタイプ分析は,高いNLRとdNLRがIDH変異のみ群でより悪い生存を予測し,高いNLRとPLRがIDHとTERTプロモーター変異群でより悪い生存を予測し,高いPLRが三重陽性群でより短い生存と関係したことを示した。さらに,単変量および多変量Cox回帰分析は,dNLRがLGGの独立予後因子であることを示唆した。最後に,炎症マーカーdNLRと独立臨床危険因子を統合することにより,予後ノモグラムを開発した。本研究の結果は,高dNLRがLGG患者における全生存率の独立危険因子であり,予後精度を増加させ,患者の転帰を改善する可能性を示した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
臨床腫よう学一般 

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