文献
J-GLOBAL ID:202202218790789010   整理番号:22A0322620

シスプラチン誘発腎毒性に対する低温血漿の保護効果【JST・京大機械翻訳】

Protective effects of low-temperature plasma on cisplatin-induced nephrotoxicity
著者 (9件):
資料名:
巻: 289  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
医学的治療における大気圧低温プラズマ(LTP)の応用は,そのレドックス調節および抗炎症特性のため,広範な注目を集めている。酸化ストレスと炎症による腎毒性は,シスプラチンの主な副作用である。本研究では,シスプラチン誘発腎毒性のラットをLTPで処理し,その潜在的保護作用を調べた。結果は,LTP処理がシスプラチン誘発腎毒性に対して複数の保護作用を有することを示した。それは,生存率,水摂取,食物摂取,体重,および移動性などの臨床指標,ならびに,腎臓指数の減少および血清尿素,クレアチニン,および総ビリルビンのレベルなどの生理学的指標を有意に改善した。尿細管損傷,炎症性浸潤,尿細管間質性線維症,アポトーシスなどの病理学的指標;カスパーゼ-3とBaxの蛋白質レベルの減少,およびBcl-2の増加などの細胞生存指標;還元マロンジアルデヒド含量およびカタラーゼ,スーパーオキシドジスムターゼおよびグルタチオンペルオキシダーゼの活性増加のような抗酸化状態;腎臓組織におけるTNF-αのような炎症因子の減少。特に,LTP処理は,皮下接種H22細胞により確立された固形腫瘍マウスモデルで観察されるように,シスプラチンの抗癌効果に影響しなかった。さらに,LTPは正常ラットの生理学的および病理学的指標に影響せず,その生物学的安全性を示唆した。結論として,LTPは,シスプラチンの抗癌効果に影響することなく,その抗酸化,抗炎症および抗アポトーシス効果を介し,シスプラチンが誘導する腎毒性に対し保護できる。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
泌尿生殖器の基礎医学 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る