文献

J-GLOBAL ID：202202218863360030   整理番号：22A0573981

ボツワナ東部,Motloutse複合岩体南部における新始生代弧火成活動と古原生代高圧グラニュライト相変成作用:Limpopo複合岩体の西部拡大に対する意味【JST・京大機械翻訳】

Neoarchean arc magmatism and Paleoproterozoic high-pressure granulite-facies metamorphism in the southern Motloutse Complex, eastern Botswana: Implications for the western extension of the Limpopo Complex

著者 (6件)： Basupi Thembiso O. (Graduate School of Life and Environmental Sciences, The University of Tsukuba, Ibaraki 305-8572, Japan) ,  Basupi Thembiso O. (Department of Earth and Environmental Sciences, Botswana International University of Science and Technology, Palapye, Botswana) ,  Tsunogae Toshiaki (Graduate School of Life and Environmental Sciences, The University of Tsukuba, Ibaraki 305-8572, Japan) ,  Tsunogae Toshiaki (Department of Geology, University of Johannesburg, Auckland Park 2006, South Africa) ,  Takahashi Kazuki (Graduate School of Life and Environmental Sciences, The University of Tsukuba, Ibaraki 305-8572, Japan) ,  Tsutsumi Yukiyasu (Department of Geology and Paleontology, National Museum of Nature and Science, Ibaraki, Japan)
資料名： Precambrian Research  (Precambrian Research)
巻： 369  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： A0257B  ISSN： 0301-9268  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは,東部ボツワナの南部MotloutseコンプレックスのMaope地域からの角閃岩がホストとする高圧ガーネット胚胎角閃岩と苦鉄質グラニュライトの発生の最初の記録を提供した。岩石の鉱物集合は,ざくろ石+エデナイト+斜長石+イルメナイト+ルチル+石英(ガーネット-胚胎角閃岩),マグネシオ-角閃石+斜輝石+単斜輝石+斜長石+石英(苦鉄質グラニュライト),およびマグネシオ-角閃石+斜長石+石英+イルメナイト+緑青石+チタン石(ホスト角閃岩)である。ざくろ石胚胎角閃岩中の po石lastic石は,プログレード鉱物としてエデナイト,イルメナイト,石英および斜長石の包有物を含み,一方,それは逆行変成作用中に形成されたフェロエデナイト+斜長石コロナによってマントルされる。苦鉄質グラニュライトと角閃岩の地球化学的特徴,大イオン親石元素の濃縮と高磁場強度元素(NbとTa)の枯渇は,沈み込み関連火山弧親和性を示し,一方,ガーネット胚胎角閃岩は沈み込み関連火山弧またはプレート内玄武岩親和性を示す。Na_2O-CaO-FeO-MgO-Al_2O_3-SiO_2-H_2O-TiO_2-Fe_2O_3(NCFMASHTO)系および地質温度計における相平衡モデリングに基づいて,ガーネット含有角閃岩のピーク変成条件は850~910°Cおよび10.0~10.5kbarであった。わずかに低い条件は,苦鉄質グラニュライト(745~825°C)と角閃岩(610~750°C)から得られた。0.02~0.23の低いTh/U比を有するガーネット胚胎角閃岩からのジルコン粒は,高品位変成作用の時期として,2020±4.9Maの加重平均207Pb/206Pb年代をもたらした。対照的に,0.44-0.86の高いTh/U比を有する苦鉄質グラニュライトからの振動帯ジルコンは,2648.8±9.8Maの火成年代を記録した。年代は,同じ地域からのトナライト片麻岩(2645Ma)の以前に報告された年代と一致するので,新始生代の二峰性弧マグマ活動を推論する。本研究の結果は,南部のMotloutse複合岩が,古原生代のEra(202Ga)の間の単一時計回りP-T進化に沿ったポストピーク減圧を伴う高圧グラニュライト相変成作用を受けたことを示す。この統合岩石学的および地質年代学的研究は,南部のMotloutseコンプレックスが,始生代KaapvaalとZimbabweクラトンの間の衝突縫合(Limpopoコンプレックスの中心帯)の可能な西部伸張としてBeit橋コンプレックスとほぼ等価であることを示唆する。南部のMotloutse複合岩からの約2.0Gaの高圧グラニュライト相岩の発生は,新始生代から古原生代の不連続地殻ユニットの多重衝突を示唆する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ざくろ石 ,  斜長石 ,  石英 ,  単斜輝石 ,  *変成作用 ,  マントル ,  チタン鉄鉱 ,  *始生代 ,  角閃岩 ,  *グラニュライト ,  玄武岩 ,  ジルコン ,  複合体 ,  *複合岩体 ,  サブダクション

著者キーワード (6件)： 南Motloutse複合岩体 ,  新始生代 ,  古原生代 ,  地球化学 ,  ジルコンU-Pb地質年代学 ,  擬似断面

分類 (3件)： 構造地質学・テクトノフィジクス一般  (DE04010C) ,  年代測定  (DD01050W) ,  変成岩  (DE07060A)

タイトルに関連する用語 (10件)： ボツワナ ,  複合岩体 ,  始生代 ,  弧 ,  火成活動 ,  古原生代 ,  高圧グラニュライト ,  変成作用 ,  拡大 ,  意味