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J-GLOBAL ID：202202218958257320   整理番号：22A0478724

微視的シミュレーションに基づくアスファルト分子の紫外線老化機構【JST・京大機械翻訳】

Ultraviolet aging mechanism of asphalt molecular based on microscopic simulation

著者 (2件)： Xiao Min Min. (College of Urban Construction and Safety Engineering, Shanghai Institute of Technology, Shanghai 201418, China) ,  Fan Lin. (College of Urban Construction and Safety Engineering, Shanghai Institute of Technology, Shanghai 201418, China)
資料名： Construction and Building Materials  (Construction and Building Materials)
巻： 319  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： T0560A  ISSN： 0950-0618  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アスファルト分子の紫外線老化(UV-時効)挙動の性質を明らかにするために,紫外線時効中のアスファルト微細構造の動的挙動を,材料スタジオソフトウェアによってシミュレートした。アスファルト微細構造の変換,凝集および運動状態に及ぼすUVエイジングの影響を,アスファルト分子系のエネルギー,微細構造モルフォロジー変化,ガラス転移温度および粘度の変化によって解析した。結果は,サトルートと芳香族がアスファルト分子に対する活性力を提供し,アスファルテンと樹脂がアスファルト分子の結合力を提供することを示した。UV老化の進行につれて,アスファルト分子の軽量成分は,徐々に重い成分に変換した。UVエイジングは,アスファルト分子中の重成分を増加させ,アスファルト分子成分間の分布幅を増すことにより,アスファルト分子の結合度を高め,アスファルトの高温抵抗を改善する。一方,UV老化は,アスファルト分子の軽量成分および自由体積の低減,および,アスファルトの低温抵抗を低下させるガラス転移温度の増加による,レオロジー的挙動が困難となるように,低温で凝固するアスファルト分子運動状態を引き起こす。さらに,アスファルト分子の粘度に影響する要因の中で,分子構造と分子量の影響の程度は,分子活性より有意に大きかった。短鎖アルカン,多分岐長鎖アルカン,およびUV時効アスファルト分子における縮合核化合物の合成および凝集を防ぐことは,アスファルトの粘度を効果的に減らし,アスファルトの流動性を改善し,その結果,UV時効アスファルトの低温抵抗を強化することができた。本研究の結果は,UV時効中のアスファルト分子の微細構造パターンと動的挙動の変化の特性の理解に寄与し,顕微鏡レベルでのアスファルト特性の変化の解釈と予測を達成する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 高温 ,  *紫外線 ,  時効 ,  *シミュレーション ,  低温 ,  粘度 ,  分子構造 ,  レオロジー ,  *アスファルト ,  ガラス転移点 ,  分子量 ,  アスファルテン ,  分子動力学 ,  長鎖 ,  モルフォロジー

著者キーワード (6件)： 道路工学 ,  分子動力学 ,  アスファルト四成分 ,  紫外線老化 ,  ガラス転移温度 ,  自由体積

分類 (2件)： アスファルト舗装,たわみ性舗装  (RC04040R) ,  各種石油製品及びその製造一般  (YF02071R)

タイトルに関連する用語 (5件)： シミュレーション ,  アスファルト ,  分子 ,  紫外線 ,  老化