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J-GLOBAL ID：202202219204938395   整理番号：22A0718298

鉄筋やPC鋼材を使用しない道路橋の実用化-徳島自動車道 別埜谷橋の建設-

著者 (4件)： 藤岡泰輔 (三井住友建設 技術本部) ,  田代昇 (三井住友建設) ,  松尾祐典 (西日本高速道路 技術本部) ,  和田圭仙 (西日本高速道路)
資料名： コンクリート工学  (Concrete Journal)
巻： 60  号： 3  ページ： 262-267  発行年： 2022年03月01日 
JST資料番号： S0301A  ISSN： 0387-1061  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高度経済成長期に集中的かつ大量に整備された橋梁は,一斉に維持管理・更新の時代を迎えようとしている。特に,飛来塩分や凍結防止剤散布に起因した塩害による構造物の性能低下は著しく,今後新設または更新する橋梁では鋼材腐食を未然に防止することが課題となっている。このため,建設業界でも腐食しない補強材の代替として繊維強化プラスチック(以下,FRP)が注目され,往年の研究が進められてきた。徳島自動車道別埜谷橋(べっそだにばし)は,鉄筋やPC鋼材を一切使用せずに橋梁上部構造を成立させた事例であり,本橋に適用した開発技術の一例を紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *道路橋 ,  *繊維強化コンクリート ,  *繊維強化プラスチック ,  棒 ,  モルタル ,  ウェブ【構造】 ,  構造部材 ,  構造 ,  性能
準シソーラス用語： FRP【プラスチック】 ,  プレキャスト材 ,  ロッド ,  構造性能 ,  繊維補強コンクリート ,  無収縮モルタル

分類 (2件)： 橋梁工学一般  (RC06010Y) ,  ゴム・プラスチック材料  (HC03030P)

引用文献 (3件)：

• 1) 永元直樹・片 健一・浅井 洋・春日昭夫:超高強度繊維補強コンクリートを用いた新しいウェブ構造を有する箱桁橋に関する研究,土木学会論文集E,Vol.66,No.2,2010. 4
• 2) 緒方辰男・大城壮司・永元直樹・片 健一:超高耐久橋梁の開発と実証橋の施工,プレストレストコンクリート,Vol.58,No.2,2016. 3
• 3) 藤岡泰輔・田代 昇・片 健一・蘆塚憲一郎・和田圭仙・松尾祐典:徳島自動車道別埜谷橋の設計と施工,橋梁と基礎,Vol.55,No.1,2021. 1

タイトルに関連する用語 (7件)： 鉄筋 ,  PC鋼材 ,  道路橋 ,  実用化 ,  徳島 ,  自動車道 ,  建設