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J-GLOBAL ID:202202219230372876   整理番号:22A0685164

時効したTi-40Ni-12Cu(at%)形状記憶合金のミクロ組織,変態挙動および超弾性【JST・京大機械翻訳】

Microstructure, transformation behavior and superelasticity of an aged Ti-40Ni-12Cu (at%) shape memory alloy
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資料名:
巻: 900  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,(Ni,Cu)リッチTi-40Ni-12Cu(at%)形状記憶合金のミクロ組織,時効挙動および機械的性質を,走査電子顕微鏡(SEM),示差走査熱量測定(DSC),X線回折(XRD),ミクロVickers硬さ試験,透過型電子顕微鏡(TEM)および引張試験によって調べた。Ti(Ni,Cu)_2相は1123Kで溶体化処理後も残ったが,1373Kでの溶体化処理後にマトリックスにはほとんど溶解した。723Kでの時効は1373K溶体化処理試料の硬度を増加させ,それは1.05の正方晶性とマトリックスとのコヒーレント界面を持つC11_b型析出物の形成に起因した。時効時間が0から2.5hに増加したとき,ミクロビッカース硬さはHv269からHv366の最大値まで増加し,さらに時効時間が長くなると減少した。時効試料の変態温度は時効時間に依存し,時効時間を1.5hから2hに増加させると274Kから285Kに増加を示し,時効時間を2.5hまで延長すると顕著に変化せず,さらに時効の増加と共に再び増加し,これは組成効果,析出物周囲の歪場,析出物間の平均自由行程によって説明された。1373K溶体化処理試料と比較して,723Kで2.5h時効した試料は,98.3%の回収率,445MPaのより高い降伏応力および36MPaのより小さな応力ヒステリシスを有する優れた超弾性を示し,それは準安定C11_b型析出物に起因する析出硬化に起因した。また,約8Kの小さな変態ヒステリシスが723K時効試験片で得られた。1373K溶体化処理試料の45hの873Kでの時効は,2.55の正方晶性を有する安定なTi(Ni,Cu)_2相の析出を誘起し,従って,C_11_b型析出物は過渡的準安定析出物と考えられた。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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その他の金属組織学 

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