文献

J-GLOBAL ID：202202219492568483   整理番号：22A0885966

カルボキシル-アミン動的可逆結合に基づく迅速自己修復性を有する柔軟な熱伝導性Al_2O_3@シロキサン複合材料【JST・京大機械翻訳】

Flexible thermal conductive Al₂O₃@siloxane composite with rapid self-healing property based on carboxyl-amine dynamic reversible bonds

著者 (6件)： Hu Ziyue (Guangdong Provincial Key Laboratory of Plant Resources Biorefinery, School of Chemical Engineering and Light Industry, Guangdong University of Technology, Guangzhou 510006, China. [e-mail] [e-mail]) ,  Wu Weijian ,  Chen Xiang ,  Chen Yuanzhou ,  Chen Junlin ,  Hao Zhifeng
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 12  号： 11  ページ： 6649-6658  発行年： 2022年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱界面材料(TIMs)はマイクロエレクトロニクスデバイスの熱蓄積問題を軽減する有効な方法の一つである。しかし,ポリジメチルシロキサン(PDMS)に基づく従来のTIMは,常に機械的損傷を受け,寿命の短縮や熱伝導率の損失をもたらす。本研究では,ヒドロシリル化反応により,高熱伝導率および高速自己接着性Al_2O_3@シロキサン複合材料を作製した。シロキサンマトリックスは熱硬化性シリコーンゴムマトリックス(SR)と熱可逆性マトリックス(SCNR);SRは,シリコン水素結合とビニルの間のヒドロシリル化によって合成され,SCNRは,アミノとカルボキシル官能化PDMSの間の熱硬化によって作られた。Al_2O_3@SR/SCNR複合材料を構築するために,異なるサイズの球状Al_2O_3フィラーをSR/SCNRマトリックス系に導入した。SR/SCNRの比率を調整することによって,得られた複合材料は,柔軟性,自己修復および高い充填を同時に達成することができた。複合材料の自己修復効率は高く,SCNR/SRの6.7wt%質量比で3分以内に95.6%までであった。これらの高速自己修復挙動は,動的架橋ネットワークの再配列における3D熱伝導経路による熱拡散の支援から恩恵を受ける。また,得られた複合材料は5.85WmK-1の最適熱伝導率を示した。本研究は,より長い耐用年数と高い熱伝導率の多機能TIMベースのPDMSを構築するための新しいアプローチを提供する。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 水素結合 ,  熱拡散 ,  熱伝導率 ,  *熱伝導 ,  ネットワーク ,  ケイ素 ,  *シロキサン ,  *熱特性 ,  ヒドロシリル化 ,  充填剤 ,  三次元 ,  官能化
準シソーラス用語： *自己修復 ,  動的架橋 ,  *熱伝導性 ,  再配列 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 充填剤,補強材  (YH05030J) ,  機械的性質  (YH02022L) ,  固体デバイス材料  (NC03020K) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (5件)： アミン ,  自己修復性 ,  熱伝導性 ,  シロキサン ,  複合材料