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J-GLOBAL ID:202202219543535652   整理番号:22A1036314

DNA修復遺伝子の統合解析は結腸直腸癌患者の臨床転帰の新規マーカーとしてSLC6A1を同定する【JST・京大機械翻訳】

Integrated Analysis of DNA Repair Genes Identifies SLC6A1 as a New Marker for the Clinical Outcome of Patients with Colorectal Cancer
著者 (5件):
資料名:
巻: 2022  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: W1784A  ISSN: 0278-0240  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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結腸直腸癌(CRC)は予後不良で世界的に重要な悪性腫瘍である。DNA修復遺伝子は種々の腫瘍の発生と進行に関与することが知られている。したがって,本研究の目的は,CRCのためのDNA修復遺伝子に基づく予後バイオマーカーを調査することであった。本研究では,CRC患者におけるDNA修復遺伝子の発現パターンと予後値をTCGAデータベースを用いて分析した。GOとKEGG濃縮分析を行い,調節不全遺伝子の機能的役割を明らかにした。著者らは,84の下方制御された遺伝子と275の上方制御された遺伝子を含むCRC標本において358の差次的に発現したDNA修復遺伝子を観察した。36の生存率関連DNA修復遺伝子は,6つの低リスク遺伝子と30のハイリスク遺伝子を含むCRC患者の5年生存率と相関していた。10の重複遺伝子の中で,CRCで高度に発現したSLC6A1に焦点を当て,多変量解析により,SLC6A1発現ならびに年齢および臨床病期は,CRC予後の独立した予測因子として見なせることを確認した。KEGG分析は,SLC6A1がTGF-βとPI3K-Aktシグナリング経路の調節を介し,臨床的進行に影響することを明らかにした。加えて,SLC6A1はSLC6A1メチル化により負に調節され,CRC試料で低い発現を誘導することを観察した。全体として,SLC6A1はCRCで発現され,CRC患者における予後不良のマーカーとして使用可能である。Copyright 2022 Qian-qian Wang et al. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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消化器の腫よう  ,  遺伝子発現 
引用文献 (43件):
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  • M. Song, A. T. Chan, J. Sun, "Influence of the gut microbiome, diet, and environment on risk of colorectal cancer," Gastroenterology, vol. 158, no. 2, pp. 322-340, 2020.
  • R. Gao, Z. Gao, L. Huang, H. Qin, "Gut microbiota and colorectal cancer," Microbiology, vol. 36, no. 5, pp. 757-769, 2017.
  • B. W. Katona, J. M. Weiss, "Chemoprevention of colorectal cancer," Gastroenterology, vol. 158, no. 2, pp. 368-388, 2020.
  • E. Dekker, P. J. Tanis, J. L. A. Vleugels, P. M. Kasi, M. B. Wallace, "Colorectal cancer," Lancet (London, England), vol. 394, no. 10207, pp. 1467-1480, 2019.
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