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J-GLOBAL ID:202202219544956197   整理番号:22A0922865

包括的次世代シークエンシングは限定段階小細胞肺癌における化学放射線療法後の再発および胸部毒性リスクの新規予測バイオマーカーを明らかにする【JST・京大機械翻訳】

Comprehensive Next-Generation Sequencing Reveals Novel Predictive Biomarkers of Recurrence and Thoracic Toxicity Risks After Chemoradiation Therapy in Limited Stage Small Cell Lung Cancer
著者 (30件):
資料名:
巻: 112  号:ページ: 1165-1176  発行年: 2022年 
JST資料番号: B0262B  ISSN: 0360-3016  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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限定的な化学放射線療法(dCRT)は,限られたステージの小細胞肺癌(SCLC)で最も効果的な治療様式のままであるが,一部の患者は急速に進行または重大な放射線誘発性胸部毒性(RITT)を発症する。dCRTに対する反応の分子相関は,調査されていない。ゲノムプロファイリングは,2015年から2019年の間にdCRTで治療された限られたステージSCLCを有する231人の患者について,癌と放射線療法反応関連遺伝子をカバーするカスタマイズパネルを使用して,遡及的に行われた。臨床的特徴,腫瘍遺伝学,ゲノムおよび分子経路変化,および単一ヌクレオチド多型による無増悪生存,全生存およびRITTの探索的関連を行った。TP53,RB1,およびNOTCH1/2のような一般的なSCLC遺伝子に加えて,EGFR,KRAS,およびBRCA1/2における潜在的に作用可能な突然変異は,コホートにおけるトップ変化の間にあった。単一遺伝子レベルで,CDK4とGATA6の変化は多変量解析による生存不良の独立予測因子であった。ゲノムレベルで,高い腫瘍変異負荷は,良好な生存転帰と強く関連した。経路レベル分析は,MAPK/ERK経路遺伝子,特にEGFR/ERBB2における活性化変異が生存不良と相関することを示した。併用分析は,dCRT後の生存の最適化リスク層別化を可能にした。一方,MTHFR,CYP2B6,NQO1,およびLIG4における一塩基多型は,高グレードRITTのリスク対立遺伝子であることも確認した。注目すべきことに,DNA損傷修復経路遺伝子における体細胞損失-機能変異は,高グレードRITT,特に肺臓炎のリスク増加と関連し,腫瘍とその免疫微小環境間の複雑な相互作用を反映していると思われる。まとめると,限られたステージSCLCの大きなコホートの突然変異景観を調べることにより,生存とRITTの新規分子予測因子を同定した。本知見は,dCRT応答の調節において,MAPK/ERKおよびDNA損傷修復経路を含むいくつかの重要な分子経路も関係する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの治療一般  ,  腫ようの放射線療法 

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