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J-GLOBAL ID：202202219586862772   整理番号：22A0799688

水はイオンをさぐる:イオン不変水ゆらぎの解明における新しいアプローチ【JST・京大機械翻訳】

Water does not dance as ions sing: A new approach in elucidation of ion-invariant water fluctuations

著者 (3件)： Brkljaca Zlatko (Division for Organic Chemistry and Biochemistry, Ruder Boskovic Institute, Bijenicka 54, 10000 Zagreb, Croatia) ,  Butumovic Marija (Division of Analytical Chemistry, Department of Chemistry, Faculty of Science, University of Zagreb, Horvatovac 102a, 10000 Zagreb, Croatia) ,  Bakaric Danijela (Division for Organic Chemistry and Biochemistry, Ruder Boskovic Institute, Bijenicka 54, 10000 Zagreb, Croatia)
資料名： Spectrochimica Acta. Part A. Molecular and Biomolecular Spectroscopy  (Spectrochimica Acta. Part A. Molecular and Biomolecular Spectroscopy)
巻： 271  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： E0128B  ISSN： 1386-1425  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 一価イオンからなる塩の水溶液を,透過における温度依存FT-IR分光法を用いて調べた。水結合(ρ_LH_2O)の寄与による水素結合のネットワークに非常に敏感な水結合バンドを,単一および多変量様式で解析した。組合せバンド最大(ν_max)の単変量解析は,イオンによる水水素結合ネットワークの摂動が水とイオン間の静電相互作用によって一次駆動されることを明らかにした。交互最小二乗法および進化因子解析による多変量曲線分解能を用いて,このバンドを低および高密度水を表す2つの成分に分離した。それらの挙動で観察された非対称性を,2つの水成分の水素結合ネットワークの変動に関して解釈した。見出された現象の意義は,水線形曲げ(ΔHOH)の部分シグネチャを含むスペクトル範囲で類似の解析を行うことによって明確に確認され,非対称性が欠如しているρ_LH_2Oからは自由である。さらに,この現象,すなわち,水変動のイオン不変挙動が,高いイオン強度の領域においてさえ持続することを示した。イオンは水水素結合ネットワークの形成に実際に関与しているが,この直接的アプローチは,その温度依存性変動がイオン非依存性であることを示した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *イオン ,  水素結合 ,  赤外スペクトル ,  *ゆらぎ ,  ネットワーク ,  静電相互作用 ,  温度依存性 ,  非対称性 ,  スペクトル ,  因子分析 ,  イオン強度
準シソーラス用語： 単変量解析 ,  交互最小二乗法 ,  多変量 ,  水素結合ネットワーク , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 水 ,  塩 ,  温度依存透過FT-IRスペクトル結合バンド ,  多変量曲線分解法 ,  ゆらぎ

分類 (5件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  無機化合物の赤外・Ramanスペクトル(分子)  (BH06032B) ,  有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08064T) ,  錯体の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08065K) ,  有機化合物の物理分析  (CC03034A)

タイトルに関連する用語 (4件)： 水 ,  イオン ,  不変 ,  ゆらぎ