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J-GLOBAL ID:202202219771642382   整理番号:22A0621153

マトリックス支援レーザ脱離/イオン化飛行時間質量分析(MALDI-TOF MS)を用いたAspergillus同定を改善するための新しいフィルタベース培養法【JST・京大機械翻訳】

A New Filter Based Cultivation Approach for Improving Aspergillus Identification using Matrix-Assisted Laser Desorption/Ionization Time-of-Flight Mass Spectrometry (MALDI-TOF MS)
著者 (11件):
資料名:
巻: 187  号:ページ: 39-52  発行年: 2022年 
JST資料番号: B0222C  ISSN: 0301-486X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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マトリックス支援レーザ脱離/イオン化飛行時間質量分析(MALDI-TOF MS)は,細菌と酵母の日常同定のための臨床検査室で広く使用されている。しかし,糸状菌に適用した場合,方法論的困難はなお明らかである。MALDI-TOF MSによる糸状菌の同定のためにBruker Daltons GmbHによって推奨された液体培養法は,労働集約的で時間がかかる。本研究では,MALDI-TOF MSを用いて,より信頼性が高く,より速く,より労力の少ない同定法を開発する目的で,種々の(多孔性)表面上でのAspergillus種の成長を調べた。A.fumigatus菌株をSabouraudデキストロース寒天上でポリカーボネート膜フィルターの上に増殖させたとき,液体培養と信頼できるMALDI-TOF MSスペクトルを模倣した胞子形成のない菌糸成長を得た。これらの選択した条件下で,Aspergillus基準株(主にセクションFumigatiとFlavi)を成長させ,インハウス基準スペクトルのデータベースを作成した。異なる条件下で成長した50の分子的同定菌株の試験セットを用いて,同定のための最良の成長条件を選択し,インハウスデータベースの初期検証を行った。これらの結果に基づいて,ポリカーボネートフィルターの頂部の培養法は,種同定に最も成功した。したがって,この方法は,主にAspergilli(インドネシアに由来する100株,Qatar由来70株)からなる臨床分離株の2セットの同定のために選択された。結果は,この培養法が,それぞれインドネシアとQatarからの菌株の67%と76%の正しい同定で,臨床的に関連するAspergillus種の同定に信頼できることを示した。結論として,ポリカーボネートフィルターの頂部でのアスペルギリの培養は,正しい同定の割合,MSP生成の容易さ,時間消費,コストおよび労働強度に関して,Brkerによって推奨された液体培養プロトコルと比較して,改善された結果を示した。この方法は臨床的に重要なAspergilliの同定に確実に適用でき,他の糸状菌の同定の可能性を有する。Copyright The Author(s) 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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微生物検査  ,  微生物検査法 

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