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J-GLOBAL ID：202202219830385066   整理番号：22A1066909

スペクトログラムを用いた耳介個人認証システムに関する検討

A Study on Ear Personal Authentication System Using Spectrogram

著者 (3件)： 増田壮良 (関西大 システム理工) ,  喜多俊輔 (大阪産業技術研) ,  梶川嘉延 (関西大 システム理工)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 121  号： 396(BioX2021 46-56)  ページ： 13-16 (WEB ONLY)  発行年： 2022年02月24日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,スマートフォンでは,指紋認証や顔認証などの生体認証が普及している.本稿では,スマートフォンでの生体認証として,耳介からの音響時系列データを用いた耳介個人認証について検討する.我々は,スマートフォンの個人認証システムとして,耳介から計測した耳介伝達関数を用いた個人認証システムを検討してきたが,計測のたびに位置が変化するため,認証率が低下するという問題があった.そこで本稿では,耳介からの反射音のスペクトログラムを用いた個人認証システムを提案し,そのシステムの認証可能性を検証した.その結果,耳介からの反射音のスペクトログラムを用いた個人認証は有効であることがわかった.(著者抄録)

シソーラス用語： *耳介 ,  個人 ,  *認証 ,  ニューラルネットワーク ,  伝達関数 ,  スペクトル解析 ,  教師つき学習 ,  スマートフォン ,  音波反射 ,  *パターン認識 ,  音声処理
準シソーラス用語： バイオメトリック認証 ,  畳込みニューラルネットワーク

分類 (1件)： パターン認識  (JE07000S)

引用文献 (13件)：

• Y. Taigman, M. Yang, M. Ranzato, and L. Wolf, “Deepface: Closing the gap to human-level performance in face verification,” Proceedings of the IEEE conference on computer vision and pattern recognition.2014, pp. 1701-1708.
• X. Jiang, M. Liu and A. C. Kot, “Fingerprint Retrieval for Identification,” IEEE Transactions on Information Forensics and Security, vol.1, no. 4, pp. 532-542, Dec. 2006.
• 田代訓章, 阿部雅也, 岡村勉, 篠原克幸, “耳介の構成要素による個人認証の検討,” 映像情報メディア学会技術報告, vol. 24, no. 41, pp. 43-48, Jul. 2000.
• D. Watabe, T. Minamidani, H. Sai, T. Maeda, T. Yamazaki, and J. Cao, “Estimating a shooting direction in ear recognition,” 2015 International Conference on Biometrics and Kansei Engineering, pp. 559-568, Warsaw, Poland, Sep. 2015.
• D. Watabe, T. Minamidani, W. Zhao, H. Sai, and J. Cao, “Effect of barrel distortion and super-resolution for single-view-based ear biometrics rotated in depth,” 2013 International Conference on Biometrics and Kansei Engineering, pp. 183-188, Tokyo, Japan, Jul.2013.

タイトルに関連する用語 (3件)： スペクトログラム ,  耳介 ,  個人認証