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J-GLOBAL ID:202202219834475425   整理番号:22A0695165

有機分子の界面相互作用に及ぼすシリカナノ粒子形状の影響:分子動力学研究【JST・京大機械翻訳】

The influence of silica nanoparticle geometry on the interfacial interactions of organic molecules: a molecular dynamics study
著者 (2件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 3713-3721  発行年: 2022年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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粒子表面上の有機分子の相互作用と吸着におけるナノ粒子形状の役割は未探索領域である。一方,このような知識は,ナノ粒子表面との有機分子相互作用の基本的な理解だけでなく,生体に対するナノ粒子の細胞取込みの評価にも必須である。本研究では,分子動力学シミュレーションを用いてフタル酸有機分子の相互作用におけるシリカナノ粒子形状の役割を調べた。プロトン化および脱プロトン化フタル酸分子とともに,異なる電荷密度を有する球状および立方体の2つの異なる形状のシリカナノ粒子を研究した。これらのナノ粒子上のフタル酸分子の吸着特性を,種々の水生環境の下で分析した。フタル酸分子,水分子およびイオンの相互作用は,pH値が2~3,7および9~10で,スフェロイドおよび立方形粒子に対して異なることが分かった。フタル酸分子の立方晶シリカナノ粒子との相互作用は球状粒子と比較して増強された。シリカ表面が中性,pH2~3,およびシリカ表面が0.5MのNaCl電解質の存在下でpH7およびpH9~10で荷電するとき,そのような増強された相互作用が見られた。立方形シリカも,pH9~10で球状粒子と比較して,より親水性で,負の表面電位を示した。これは,球状粒子界面に対する立方ナノ粒子溶液界面でのNa+対イオンの凝縮増強に起因し,それは対イオン凝縮のManning理論と良く一致した。本研究で示したシミュレーション結果は,シリカナノ粒子の形状が水分子,対イオンおよび有機分子の相互作用に著しい影響を及ぼし,その結果,ナノ粒子表面上の有機分子の吸着挙動を決定することを示した。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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無機化合物一般及び元素  ,  その他の無機化合物のNMR  ,  コロイド化学一般 
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