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J-GLOBAL ID：202202220192111156   整理番号：22A0368524

ポリマーとシリカナノ粒子を併用した新規石油増進回収技術の検討

Basic study on the Enhanced Oil Recovery technique using polyvinyl alcohol and silica nanoparticles

著者 (4件)： 山崎聡一郎 (九大 大学院工学府) ,  NGUELE Ronald (九大 大学院工学府) ,  佐々木久郎 (九大 大学院工学府) ,  菅井裕一 (九大 大学院工学府)
資料名： 石油技術協会誌(CD-ROM)  (Journal of the Japanese Association for Petroleum Technology (CD-ROM))
巻： 86  号： 1-6  ページ： 132-133  発行年： 2022年01月14日 
JST資料番号： G0188B  ISSN： 2436-2840  CODEN： SGKYAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・増加石油回収(EOR)の1つであるボリマー攻法は,高粘度のポリマー流体を油層内に圧入し,油が多く残存している低浸透領域に水を行き渡らせるのとにより採油増進を図る技術。
・PVAをポリマーとして使用し,これと反応してゲルを発生するシリカナノ粒子を用いて,塩やpH,ならびに温度の影響を受けにくいゲルの生成可能性を検討。
・最初に水攻法として水を圧入し,続いてPVA溶液を圧入した後,高温下でコアを放置しPVAのゲル化を促進した後,再び水を圧入して増進回収を実施。
・油層によって温度は異なり,100°C前後の油層が一般的に多いとされているが,温度が高いほどゲル生成量が多い実験結果は,陰イオン性PVAを多くの油田で適用できる可能性を示唆。
・PVAをゲル化させることによる石油増進回収技術の有効性を示唆。

シソーラス用語： *ポリビニルアルコール ,  *強制採収法 ,  *ポリマ圧入法 ,  ゲル化 ,  *ナノ粒子 ,  油層 ,  油田 ,  粘度 ,  *二酸化ケイ素
準シソーラス用語： *EOR【採油】 ,  ポリマ攻法 ,  高粘度

分類 (1件)： 採収法  (UA10040R)

引用文献 (1件)：

• Ronald Nguele et al., 2019 : Enhancing Oil Production Using Silica-Based Nanofluids: Preparation, Stability, and Displacement Mechanisms, Ind. Eng. Chem. Res, 58, 32,15045-15060.

タイトルに関連する用語 (4件)： ポリマー ,  シリカナノ粒子 ,  併用 ,  石油増進回収