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J-GLOBAL ID:202202220394849068   整理番号:22A0166338

オリゴデンドロサイトにおけるアルギニル-tRNA-蛋白質トランスフェラーゼのアブレーションは中枢神経系髄鞘形成を損なう【JST・京大機械翻訳】

Ablation of arginyl-tRNA-protein transferase in oligodendrocytes impairs central nervous system myelination
著者 (10件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 303-320  発行年: 2022年 
JST資料番号: W0157A  ISSN: 0894-1491  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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tRNAからのアルギニン(Arg)の添加は蛋白質基質の構造と機能の大きな変化を引き起こす。蛋白質アルギニル化と呼ばれるこの翻訳後修飾は,酵素アルギニル-tRNA-蛋白質トランスフェラーゼ1(Ate1)により仲介される。アルギニン化は,細胞移動,アポトーシスおよび細胞骨格組織を含む各種の細胞過程で重要な役割を果たす。Ate1は神経発生や神経突起成長などの神経機能と関連する。しかし,中枢神経系におけるオリゴデンドロサイト(OL)分化およびミエリン化過程を含むグリア発生におけるAte1の役割は,あまり理解されていない。本研究は,初代培養OLsにおけるミエリン化過程中のAte1蛋白質発現のピークを明らかにした。Ate1の転写後ダウンレギュレーションは,in vitroでOL過程の数と分岐複雑性を減少させた。著者らは,in vivoでのOL機能および軸索髄鞘形成におけるAte1の役割を評価するために,2′,3′-環状ヌクレオチド3′-ホスホジエステラーゼ-Creプロモーター(Ate1-KO)マウスを用いてマウスのOLからAte1を条件的に除去した。OL分化マーカーに対する免疫染色は,14日齢Ate1-KOの脳梁における成熟OLの著しい低下を明らかにしたが,野生型対照と比較し,脊髄の変化は示さなかった。OL前駆体細胞の局所増殖は21日齢Ate1-KOの脳梁で上昇したが,脊髄では変化しなかった。5か月齢のAte1-KOは,運動行動の変化とともに,成熟OL数とミエリンの厚さの減少を示した。まとめると,Ate1はin vivoで脳梁における適切なOL分化及びミエリン化の維持を助け,蛋白質アルギニル化は発生ミエリン化において必須の役割を果たすことを示した。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  生物学的機能  ,  酵素一般 

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