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J-GLOBAL ID：202202220579920068   整理番号：22A1072943

EBSD法による電力機器用無酸素銅の低サイクル疲労損傷挙動調査

Investigation of Low-Cycle Fatigue Damage Behavior of Oxygen-Free Copper for Electric Power Application by EBSD Analysis

著者 (7件)： 椙岡桐吾 (群馬大 大学院理工学府) ,  田中拓真 (群馬大 大学院理工学府) ,  田中拓真 (テルモ) ,  荘司郁夫 (群馬大 大学院理工学府) ,  小林竜也 (群馬大 大学院理工学府) ,  嶋田祐也 (明電舎) ,  渡辺広光 (明電舎)
資料名： Symposium on Microjoining and Assembly Technology in Electronics  (Symposium on Microjoining and Assembly Technology in Electronics)
巻： 28th  ページ： 13-16  発行年： 2022年02月01日 
JST資料番号： L2496A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・送電中の電子損失減少のため電力機器が高出力化しており,各部品の高応力付加による低サイクル疲労特性の検討が必要。
・本研究では,真空熱処理した無酸素銅C1020の引張試験および疲労試験を実施し,FE-SEMによる破面検査およびEBSDによる結晶方位解析を行い,特に,GRODマップの変化について検討。
・疲労変形過程におけるGROD(Grain Reference Orientation Deviation)マップにより,最初に粒界にひずみが蓄積し,その後,結晶全体に拡大することを確認。
・GRODマップの計測は,結晶粒の疲労損傷の指標として有効なことが示唆。

シソーラス用語： 電力機器 ,  *無酸素銅 ,  *低サイクル疲れ ,  破面検査 ,  疲れ損傷 ,  電子回折 ,  *結晶方位 ,  結晶粒界 ,  熱処理 ,  応力歪曲線 ,  応力歪特性
準シソーラス用語： C1020 ,  疲労損傷 ,  EBSD法 ,  GRODマップ

分類 (3件)： 電力機器一般  (NB06000G) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (7件)：

• 千葉政道,渋谷正豊,宇野直樹,林和彦,宮下克己,斎藤隆,熊野智幸,長谷隆司,“電力機器用金属系電導線材の開発”,電気学会論文誌B,Vol.119,No.11,(1999),pp.1283-1290.
• 渡辺広光,山本晴生,三沢啓志,大塚満章,“タフピッチ銅平板の変動応力下の疲労寿命推定法の検討”,日本機械学会論文集A,Vol.66,No.651,(1999),pp.76-80.
• 永井康睦,斉藤芳男,松田七美男,酒井修二,堀越源一,“真空処理無酸素銅の性質”,日本真空学会,連合講演論文集,Vol.31,No.5,(1988),pp.562-565.
• 星出敏彦,植松美彦,“疲労の基礎と最近の研究動向”,日本材料学会誌,Vol.59,No.1,(2010),pp.89-95.
• 早川守,脇田昌幸,高須賀幹,中山英介,西尾拓也,“EBSD法を用いたフェライト鋼の疲労き裂発生過程における結晶方位変化に及ぼす粒径・強化機構の影響評価”,日本機械学会,M&M2011 材料力学カンファレンス講演論文集,(2011),pp.203-205.

タイトルに関連する用語 (7件)： EBSD法 ,  電力機器 ,  無酸素銅 ,  低サイクル疲労 ,  損傷 ,  挙動 ,  調査