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J-GLOBAL ID：202202221301470569   整理番号：22A0431488

カッパオピオイド受容体の遮断はミクログリア仲介炎症反応を増幅する【JST・京大機械翻訳】

Blockade of kappa-opioid receptors amplifies microglia-mediated inflammatory responses

著者 (8件)： Missig Galen (Department of Psychiatry, Harvard Medical School, McLean Hospital, Belmont, MA 02478, USA) ,  Fritsch Emma L. (Department of Psychiatry, Harvard Medical School, McLean Hospital, Belmont, MA 02478, USA) ,  Mehta Niyati (Department of Psychiatry, Harvard Medical School, McLean Hospital, Belmont, MA 02478, USA) ,  Damon Miles E. (Department of Psychiatry, Harvard Medical School, McLean Hospital, Belmont, MA 02478, USA) ,  Jarrell Erica M. (Department of Psychiatry, Harvard Medical School, McLean Hospital, Belmont, MA 02478, USA) ,  Bartlett Andrew A. (Department of Psychiatry, Harvard Medical School, McLean Hospital, Belmont, MA 02478, USA) ,  Carroll F. Ivy (Center for Organic and Medicinal Chemistry, Research Triangle Institute, P. O. Box 12194, Research Triangle Park, NC 27709, USA) ,  Carlezon William A. (Department of Psychiatry, Harvard Medical School, McLean Hospital, Belmont, MA 02478, USA)
資料名： Pharmacology Biochemistry and Behavior  (Pharmacology Biochemistry and Behavior)
巻： 212  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： H0398B  ISSN： 0091-3057  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脳κ-オピオイド受容体(KOR)は,KORアンタゴニストの治療可能性への興味を刺激する,抑鬱および不安障害の病態生理に関わる。KOR機能に関する研究は,KOR発現ニューロンおよび中皮症ドーパミン系のような経路に焦点を当てる傾向があった。しかし,KORsは脳における常在免疫細胞であるミクログリアを含む非ニューロン細胞でも発現する。ミクログリアに対するKORアンタゴニストの効果は,これら細胞のこのクラスへの全体的な反応性に対するこれら細胞の潜在的寄与にも関わらず,明らかになっていない。in vitroでの以前の研究は,KOR活性化がミクログリアを含む免疫細胞により仲介される炎症誘発性シグナリングを抑制することを示唆する。ここでは,KOR拮抗作用がin vivoでミクログリア機能に影響するかを検討し,免疫チャレンジに対する生理的および行動反応に与えるその影響と共に検討した。プロトタイプKORアンタゴニストJDTicによる前処置は,免疫活性化剤であるリポ多糖類(LPS)の投与後の血液中の炎症性サイトカイン(IL-1β,IL-6)のレベルを増強する。磁気活性化細胞ソーティング(MAC)を用いて,KOR拮抗作用がミクログリア内のLPS誘導サイトカイン発現を増強することを見出した。この効果は,体重と移動の低下が影響されなかったが,LPS誘導温熱療法の相乗作用を伴った。組織学的分析は,LPSが活性化と一致するミクログリア形態の可視変化を生じるが,この効果はKOR拮抗作用により変化しないことを確認した。炎症が抑うつおよび不安障害にますます関与することを考慮すると,これらの知見は,ミクログリアに対するKORアンタゴニスト作用が,それらの治療能力に寄与するニューロンに対する作用から引き出せる可能性を高める。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ニューロン ,  *炎症 ,  拮抗作用 ,  相乗作用 ,  リポ多糖類 ,  抑うつ ,  温熱療法 ,  サイトカイン ,  in vitro実験 ,  炎症性サイトカイン ,  *ミクログリア
準シソーラス用語： サイトカイン産生 ,  アンタゴニスト ,  免疫細胞 ,  *炎症反応 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (10件)： 炎症 ,  リポ多糖 ,  ミクログリア ,  サイトカイン ,  κ-オピオイドアンタゴニスト ,  JDTIC ,  磁気活性化細胞選別 ,  モルフォロジー ,  側坐核 ,  マウス

分類 (1件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C)

タイトルに関連する用語 (7件)： カッパ ,  オピオイド受容体 ,  遮断 ,  ミクログリア ,  仲介 ,  炎症反応 ,  増幅