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J-GLOBAL ID:202202221428903763   整理番号:22A0541224

励起子絶縁体候補物質(Ta0.952V0.048)2NiSe5における弾性ソフトモードと電気四重極応答。電子-フォノン相互作用の寄与

Elastic Soft Mode and Electric Quadrupole Response in Excitonic Insulator Candidate (Ta0.952V0.048)2NiSe5: Contribution of Electron-Phonon Interaction
著者 (7件):
資料名:
巻: 91  号:ページ: 024601.1-024601.7  発行年: 2022年02月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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(Ta0.952V0.048)2NiSe5の超音波測定を行い,ゾーンセンターでの音響フォノンが構造転移や励起子転移の可能性に寄与していることを調べた。横弾性定数C55は,既約表現B2gで,転移温度Ts=280K以上で90%以上のソフト化を示し,対応するTAフォノンのソフトモードがあることを示した。四極子応答に基づく解析から,励起子転移が実現した場合,伝導帯と価電子帯の混成に加え,電子-フォノン相互作用が励起子転移に寄与していることが示された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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励起子  ,  相転移・臨界現象一般 
引用文献 (49件):
  • W. Rehwald, Adv. Phys. 22, 721 (1973).
  • T. Goto and B. Lüthi, Adv. Phys. 52, 67 (2003).
  • Y. Tokura and N. Nagaosa, Science 288, 462 (2000).
  • B. Lüthi, Physical Acoustics in the Solid State (Springer, Berlin,2005).
  • Y. Ōno, Y. Yanagi, N. Adachi, and Y. Yamakawa, Solid State Commun. 152, 701 (2012).
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