文献

J-GLOBAL ID：202202221982887788   整理番号：22A0572905

自然牧草地と作物-家畜系下のX線マイクロトモグラフィー走査を用いた土壌多孔質構造の3D可視化と定量化【JST・京大機械翻訳】

3D-visualization and quantification of soil porous structure using X-ray micro-tomography scanning under native pasture and crop-livestock systems

著者 (2件)： Dhaliwal Jashanjeet K. (Department of Agronomy, Horticulture and Plant Science, South Dakota State University, Brookings, South Dakota 57007, USA) ,  Kumar Sandeep (Department of Agronomy, Horticulture and Plant Science, South Dakota State University, Brookings, South Dakota 57007, USA)
資料名： Soil & Tillage Research  (Soil & Tillage Research)
巻： 218  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： E0854B  ISSN： 0167-1987  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 統合作物-家畜システム(ICLS)は,土壌構造と多孔性を改善すると期待されているが,土壌孔隙率に及ぼすICLSの影響を定量化する研究は,まだ限られている。本研究は,土壌孔隙特性に関して在来牧草地から転換した農地における被覆作物と家畜の農場内統合の長期的影響を評価した。農地は,伝統的に使われたトウモロコシ(Zea mays L.)-ダイズ(Glycine max(L.)Merr.)輪作,トウモロコシとダイズ残渣の家畜放牧による対照,CNTおよびトウモロコシ-ダイズ被覆作物,および統合作物-家畜システム,ICLSと呼ばれる被覆作物,を含む。天然牧草地(NP)を基準として用いて,土壌特性における管理誘発変化を評価した。各土地利用-CNT,ICLSおよびNPから3つの無傷土壌コア試料を採取した。31.6μmの分解能でのX線計算マイクロトモグラフィー(μCT)を用いて,3つの土地利用の全てで土壌細孔構造パラメータを評価した。CT由来多孔性は,CNT(4.3%)と比較してNP(12.8%)とICLS(8.2%)でより高いことを見出した。フラクタル次元は,ICLS(2.4)およびCNT(2.3)と比較してNP(2.5)で高かった。CNTの下の土壌は,NPおよびICLSと比較して,異方性および屈曲度の大きな値を有した。細孔>10mm3は多孔性に最も大きく寄与し,これらの細孔はCNTよりもICLSで有意に高かった。三軸形状の細孔は,すべての処理に対して,より大きな空隙率と細孔数を占めた。本研究の結果は,ICLSの長期採用が土壌細孔特性を改善し,土壌機能プロセスを強化し,栄養循環,根成長,土壌ガスフラックス及び水動力学に正の意味を持つことを示す。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： トウモロコシ ,  土地利用 ,  *農作物 ,  *牧草地 ,  *家畜 ,  ダイズ ,  農地 ,  輪作 ,  土壌孔隙 ,  農場 ,  *土壌 ,  土壌構造 ,  放牧 ,  フラクタル次元
準シソーラス用語： 被覆作物 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： X線μCTスキャン ,  土壌細孔特性 ,  統合作物-家畜システム

分類 (2件)： トウモロコシ  (FC03034D) ,  家畜の飼養一般  (FD02010N)

タイトルに関連する用語 (9件)： 牧草地 ,  作物 ,  家畜 ,  X線マイクロトモグラフィー ,  走査 ,  土壌 ,  多孔質構造 ,  3D可視化 ,  定量化