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J-GLOBAL ID:202202222652920908   整理番号:22A0773400

RANBP1はYAPによる正のフィードバックループを介してプレmiRNA核輸出を調節することにより結腸直腸癌進行を促進する【JST・京大機械翻訳】

RANBP1 promotes colorectal cancer progression by regulating pre-miRNA nuclear export via a positive feedback loop with YAP
著者 (10件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 930-942  発行年: 2022年 
JST資料番号: T0406A  ISSN: 0950-9232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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結腸直腸癌(CRC)は世界中で5つの最も一般的な悪性腫瘍であり,高い死亡率を有する。CRCと潜在的治療標的の機序の同定は,生存を改善するために重要である。本研究では,CRC組織におけるRAN結合蛋白質1(RANBP1)の高発現を観察した。上方制御されたRANBP1発現はTNMステージと強く関連し,予後不良の独立危険因子であった。in vitroおよびin vivo機能実験は,RANBP1がCRC細胞の増殖と浸潤を促進し,CRC細胞のアポトーシスを阻害することを示した。低いRANBP1発現は,前駆体miRNA(pre-miRNAs)の核細胞質輸送を阻害することによりhsa-miR-18a,hsa-miR-183およびhsa-miR-106マイクロRNA(miRNAs)の発現レベルを低下させ,それによって核における後者の蓄積を促進し,成熟miRNAの発現を減少させた。さらなる実験と生物情報学分析は,RANBP1がmiRNAとHippo経路を調節することによりYAPの発現を促進することを示した。YAPは,TEAD4転写因子との組み合わせでRANBP1転写を活性化する転写補因子として作用することも見出した。したがって,RANBP1はYAPと正のフィードバックループを形成することによりCRCの進行をさらに促進した。著者らの結果は,CRCにおけるRANBP1の生物学的役割と機構を初めて明らかにし,RANBP1がCRCにおける診断分子および潜在的治療標的として使用できることを示唆する。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Nature Limited 2021. corrected publication 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  消化器の腫よう 

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