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J-GLOBAL ID:202202222880497990   整理番号:22A0772898

ヒト赤血球における塩素酸ナトリウム誘発酸化的損傷に対するタウリンの細胞保護作用:ex vivo研究【JST・京大機械翻訳】

Cytoprotective effect of taurine against sodium chlorate-induced oxidative damage in human red blood cells: an ex vivo study
著者 (4件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 33-46  発行年: 2022年 
JST資料番号: W0553A  ISSN: 0939-4451  CODEN: AACIE6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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塩素酸ナトリウム(NaClO_3)は,紙およびパルプ工場で使用されている一般的な非選択的除草剤であり,二酸化塩素による飲料水殺菌時に副産物として生産される。ここでは,ヒト赤血球(RBC)におけるNaClO_3誘導細胞毒性に対する食事性抗酸化剤タウリンの影響を報告する。RBCを5mMのNaClO_3,単独または1,2.5および5.0mMタウリンの存在下で処理した。NaClO_3単独によるRBCのインキュベーションは溶血を引き起こし,脂質と蛋白質の酸化,メテモゴビンレベルを増加させ,総スルフヒドリルとグルタチオン含量を減少させた。それは抗酸化酵素チオレドキシンレダクターゼ,グルタチオンペルオキシダーゼ,カタラーゼおよびグルタチオンレダクターゼの活性を低下させたが,Cu-Znスーパーオキシドジスムターゼ活性は増加した。RBCの抗酸化能は損なわれた。これはNaClO_3がRBCにおける酸化ストレス条件の誘導を引き起こすことを示唆する。乳酸デヒドロゲナーゼ,グルコース6-リン酸デヒドロゲナーゼ及び細胞膜結合酵素の比活性も大きく変化した。しかし,タウリンによるRBCの事前処理はNaClO_3誘導酸化損傷に対して有意な保護を与え,また細胞の抗酸化防御系を改善した。これらの結果はRBCの電子顕微鏡像によって支持された。NaClO_3単独での処理は,正常二凹形円板状RBCをアカントサイトとエキノサイトに転換したが,この形質転換はタウリンの存在で大きく抑制された。このようにタウリンは,ヒトRBCにおけるNaClO_3の細胞毒性を軽減し,効果的な化学保護剤として機能する。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer-Verlag GmbH Austria, part of Springer Nature 2022 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属及び金属化合物の毒性  ,  中毒の予防  ,  無機化合物の毒性一般 

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