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J-GLOBAL ID:202202223213947282   整理番号:22A0918287

結腸直腸癌患者における長鎖非コードRNA LINC01485の診断値【JST・京大機械翻訳】

Diagnostic value of long noncoding RNA LINC01485 in patients with colorectal cancer
著者 (9件):
資料名:
巻: 102  ページ: 34-43  発行年: 2022年 
JST資料番号: D0942A  ISSN: 0009-9120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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長鎖非コードRNA(lncRNA)は,生物学的機能のない転写ノイズとして考えられた。しかしながら,蓄積された証拠は,lncRNAが腫瘍組織で不均一に発現することを示す。本研究の目的は,結腸直腸癌患者におけるlncRNAの特異的発現を同定し,検証分析を行うことである。結腸直腸癌および正常組織における差次的に発現したlncRNAおよびmRNAを,バイオインフォマティクス法によりスクリーニングした。その後,qRT-PCR法を用いて,腫瘍組織および血液サンプルにおける差次的lncRNAの発現を検証した。同時ROC曲線を用いて,lncRNAの診断有効性を分析した。さらに,lncRNAと臨床病理学的特徴の間の相関も分析した。最後に,機能的アノテーション解析をlncRNAsに対して行った。結腸直腸癌組織と正常組織で差次的に発現した11のlncRNAをスクリーニングした。検証組織サンプルセットにおいて,FOXD3-AS1は,結腸直腸癌組織で下方制御された(P<0.001)が,一方,LINC01485は,隣接組織と比較して結腸直腸癌組織で上方制御された(P<0.05)。全血試料セットのさらなる検証において,LINC01485は,健康な対照(P<0.001)から結腸直腸癌患者を区別する際に,高感度および特異性(感受性=98.33%,特異性=84.00%)を示した。同時に,他の胃腸腫瘍(肝細胞癌,食道癌,胃癌および膵臓癌)および健常対照者におけるLINC01485の発現に差はなかった。LINC01485は,結腸直腸癌の臨床病期,リンパ節転移および遠隔転移と有意に関連している。結腸直腸癌のlncRNAファイルの発現,診断効率,および機能的分析は,結腸直腸癌におけるLINC01485の重要な役割を明らかにし,結腸直腸癌の早期診断および標的療法のための重要な臨床参照値を提供する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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