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J-GLOBAL ID：202202223281570113   整理番号：22A0099387

栄養芽層におけるリアノジン受容体カルシウム放出チャンネルと細胞移動におけるその役割【JST・京大機械翻訳】

Ryanodine receptor calcium release channels in trophoblasts and their role in cell migration

著者 (9件)： Zheng Limian (Department of Physiology, University College Cork, Ireland) ,  Lindsay Andrew (School of Biochemistry and Cell Biology, University College Cork, Ireland) ,  McSweeney Kate (Department of Physiology, University College Cork, Ireland) ,  Aplin John (Maternal and Fetal Health Research Centre, University of Manchester, UK) ,  Forbes Karen (Maternal and Fetal Health Research Centre, University of Manchester, UK) ,  Forbes Karen (Leeds Centre for Reproduction and Early Development, University of Leeds, UK) ,  Smith Samantha (Maternal and Fetal Health Research Centre, University of Manchester, UK) ,  Tunwell Richard (Division of Biosciences, University College London, Gower Street, London, UK) ,  Mackrill John James (Department of Physiology, University College Cork, Ireland)
資料名： Biochimica et Biophysica Acta  (Biochimica et Biophysica Acta)
巻： 1869  号： 1  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： B0207A  ISSN： 0005-2728  CODEN： BBBMBS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： トロホブラストは,浸潤,コミュニケーションおよび母と胎児の間の材料の交換に関与する胎盤の特殊化した上皮細胞である。細胞質Ca2+([Ca2+]_c)は,他の細胞型でのこのような過程の調節に重要な役割を果たすが,栄養芽層においてこのセカンドメッセンジャーを制御する機構についてはほとんど知られていない。本研究では,胎盤組織とBeWo絨毛癌,モデル栄養膜細胞株におけるRyRsとそれらのアクセサリー蛋白質の存在について,免疫組織化学とウェスタンブロッティングを用いて調べた。BeWo細胞におけるCa2+シグナル伝達およびランダム移動に対するRyRsの寄与を,フラー2蛍光および明視野ビデオ顕微鏡を用いて調べた。ホルモンアンギオテンシンIIにより誘導されたF-アクチン細胞骨格の再編成に及ぼすRyR阻害の影響を,ファロイジン標識および共焦点顕微鏡を用いて測定した。RyR1およびRyR3蛋白質は,ヒト妊娠第1期および第1期胎盤絨毛の栄養芽層において,アクセサリー蛋白質トリアドインおよびカルセクトリンと共に検出された。同様に,BeWo細胞においてRyR1,RyR3,トリアドリンおよびカルセクトリンが検出された。この細胞株において,マイクロモルリアノジンによるRyRの活性化は[Ca2+]_cを増加させたが,これらのチャンネルの薬理学的阻害はペプチドホルモンアンギオテンシンII,アルギニンバソプレシン及びエンドセリン1により誘導されたCa2+過渡現象を減少させた。アンギオテンシンIIはBeWo細胞によるランダム移動の速度,全距離およびユークリッド距離を増加させ,これらの効果はテトラカインおよびリアノジンの阻害濃度により有意に減少した。RyRsは,これらのチャンネルの阻害がこれらの構造の平行性を制御レベルに回復するので,アンギオテンシンIIにより誘導されるF-アクチン細胞骨格の再組織化に寄与する。これらの知見から,栄養芽層は骨格筋のような高度に発達したCa2+シグナル伝達系を有する他の細胞型と同様の蛋白質を含むことを示した。また,これらのチャンネルは栄養芽層の移動を調節し,胎盤の発達において鍵となる役割を果たす過程である。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 蛍光 ,  リン ,  骨格筋 ,  細胞質 ,  胎児 ,  胎盤 ,  タンパク質 ,  ヒト ,  絨毛 ,  ペプチドホルモン ,  妊娠初期 ,  *栄養芽層 ,  上皮細胞 ,  *細胞移動 ,  免疫組織化学

著者キーワード (5件)： 栄養芽層 ,  胎盤 ,  リアノジン受容体 ,  カルシウムシグナリング ,  細胞移動

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 栄養芽層 ,  リアノジン受容体カルシウム放出チャンネル ,  細胞移動 ,  役割